
久保裕也「このチームで残留。今はそのことしか考えていません」
久保裕也が所属するニュルンベルクは、第27節のアウクスブルク戦で待望の白星を挙げることに成功した。ボリス・ショマース監督の下で出場機会を増やしている久保は、チームの現状やブンデスリーガでの経験をどのように受け止めているのだろうか。「このチームで残留したい」と前を向く久保に、現在の心境を語ってもらった。
――ニュルンベルクがボリス・ショマース氏を監督に任命(2月12日)してから、チーム内にどのような変化を感じていますか?
久保 そこまで大きな、具体的な変化はまだないと思います。もちろん、新しい監督を迎えたことで選手一人一人が気持ちを新たにしただろうし、少なくとも僕は新しい気持ちで臨めているので、そういう意味ですごくプラスの影響を感じます。
――また、アシスタントコーチとしてマレク・ミンタル氏も加わりました。ブンデスリーガで得点王に輝いたこともあるニュルンベルクのレジェンドの一人です。ミンタル氏から何かアドバイスをもらうことはありますか?
久保 個人的にはまだ1対1で話す機会を持てていませんが、すごい実績と経験がある方なので、良いアドバイスを受けられたらいいなと思っています。
――ブンデスリーガでの初得点は、久保選手が一番切望されていると思います。日本やスイス、ベルギーでゴールを決める感覚とは、何が違うのでしょうか。
久保 対人のところでもベルギーやスイスと比較するとレベルが高いですし、ブンデスリーガがハイレベルなリーグだということをすごく感じます。チャンスが来た時にしっかりと決めることが大事になってきます。試合の中で、僕らのチームはなかなか攻撃の機会が多くはないので、少ないチャンスを活かせる決定力を示せたら、自分の結果もついてくるだろうと思います。
――ニュルンベルクでの経験は、久保選手に何をもたらしていますか? チームとしても難しい時期だと思いますが、どのようなことを考え、そして実践していますか?
久保 自分が試合に出るために、監督が求めていることにどうやって応えるべきか、自分には何が足りないのかということを考えながら、ここ数カ月は取り組んできました。具体的には、献身的に守備でハードワークする部分だったり、攻撃でしっかり結果を残すというところですね。もちろん、足りないと感じていたことが今はもうできるようになったのかというと、まだ完璧にはできていないと思います。そこは、伸ばしていくべきところであり、これからの自分の課題です。
――これまでにブンデスリーガで対戦したチームの中で、一番強いと久保選手が肌で感じたのはどのチームですか?
久保 僕が出場した試合の中では、前半戦のドルトムント(第5節:0ー7)、そしてライプツィヒ(第7節:0ー6)です。両チームに大差で負けて、圧倒されました。差をすごく感じましたね。
――サッカー選手として描く、久保選手の次の夢は?
久保 もちろん、このチームで残留したい。今はもうそのことしか考えていません。
――残留に向けて、何が必要でしょうか? 今シーズンは、まだこれからバイエルン・ミュンヘン(第31節)やボルシアMG(第33節)といった上位チームとの対戦も控えています。
久保 とにかく、勝ち点を1ポイントでも良いので、積み上げていくことが大切です。僕個人としては試合に出場できるように頑張りたいですし、プレーでチームに貢献したい。そのためにも、とにかく日々の練習で自分の力を100%出し切ることが、一番大事なことだと思っています。
――ブンデスリーガへの昇格も降格も、苦楽を共にしてきたニュルンベルクのサポーターは、いかなる時も熱烈です。ファンのサポートを、久保選手ご自身もピッチで感じていますか?
久保 特にホームでのニュルンベルクのサポーターの声援はすごいです。本当に大きなサポートを感じていますし、間違いなく僕たちの力になっています。彼ら(サポーター)のためにも、良い結果を残したいです。
※インタビューは2月26日に実施
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