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W杯を盛り上げた日の丸戦士たち(2)

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ワールドカップ・カタール大会が11月20日に開幕した。ドイツ、スペインといった優勝経験国が同居するE組に入った我らが日本代表は、見事なまでに下馬評を覆し、首位でグループリーグを突破。またしても決勝トーナメント1回戦で涙を飲む結果となったが、彼らの戦いぶりは世界のサッカーファンに強烈な印象を与えた。

【浅野拓磨(ボーフム)】

9月に行われたブンデスリーガ第6節シャルケ戦の開始直後に膝を負傷。時を同じくして膝を痛めた板倉が本大会前最後のリーグ戦でピッチに立ったのに対し、浅野はぶっつけ本番でワールドカップに臨んだ。運命の初戦で途中出場を果たした浅野は83分、シュロッターベックとの競り合いに勝ち、守護神ノイアーの守るゴールから値千金の逆転弾を決めた。結果的に全4試合で途中出場ではあったが、放ったシュート7本は今大会の日本代表で最多だった。

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【鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)】

所属クラブでは今季、ブンデスリーガ、DFBポカール、欧州チャンピオンズリーグの3大会で21試合出場12ゴールという傑出した成績を残しており、攻撃の軸としての働きが期待されながらカタールへ飛び立った。しかしそんな鎌田に対する対戦相手のマークは厳しく、全4試合に先発し、2試合でフル出場を果たしながらも得点とアシストは0に終わった。「間違いなく自分の実力不足」――クロアチア戦後、唇を噛みながらそう言った男は、さらなる高みを目指す。

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【堂安律(フライブルク)】

大会前に「夢の舞台。素晴らしい経験になることは間違いない」と話して臨んだワールドカップ。先発したコスタリカ戦とクロアチア戦は不発に終わったが、途中出場のグループステージ第1戦のドイツ戦、第3戦スペイン戦ではどちらも同点ゴールをマークし、カタール大会における日本代表の最多得点者となった。ブラジル代表カゼミロ、モロッコ代表ハキミ、ポルトガル代表フェルナンデス、フランス代表エンバペらと共に、スペイン紙マルカが作成したグループリーグのベストイレブンにも選ばれた。

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【田中碧(デュッセルドルフ)】

ドイツでプレーする日本代表8選手のうち、唯一田中だけがブンデスリーガ2部からの選出となった。9月の代表ウィークでは控えに甘んじたが、本大会のドイツ戦では守田に代わって先発として起用され、スペイン戦でも遠藤の代役を務めただけでなく、ゴール前に走り込み逆転ゴールを決めるなど、殊勲の働きだった。敗退が決まった後に話したように「次は自分が化け物になって」この大舞台へ戻ってきてほしい。

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