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第27節の注目カード(1):フライブルク対ブレーメン

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5月23日に行われるブンデスリーガ第27節で、大迫勇也が所属するブレーメンは敵地でフライブルクと対戦する。この一戦の見どころと予想ラインナップをまとめた。

現在7位のフライブルクは、前節までに勝ち点37を獲得。残留の目安と言われる勝ち点40まで「あと1勝」に迫っている。直近2シーズンの最終勝ち点が「36」だったことを考えると、今季の好調ぶりが伺い知れる数字だ。

チーム得点王はクラブの歴代最多得点者であり、今季ここまで8得点を挙げているニルス・ペーターセンだ。ブンデスリーガでは直近8試合ゴールから遠ざかっているものの、昨年11月に行われた前回対戦では後半アディショナルタイムに起死回生の同点弾を決めてチームを敗戦の危機から救った。今回の対戦でもブレーメンが最も警戒すべき選手と言えそうだ。

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対するブレーメンは1試合消化が少ないにもかかわらず、ここまでリーグワーストの59失点と守備が崩壊。すでに昨季の総失点(49)を大きく上回っている。リーグ戦25試合のうち、半数以上の13試合で一時リードを奪いながら、実際に勝利に結びついたのはわずか4試合(6分け3敗)。この勝負弱さが降格圏に低迷している最大の原因となっている。

数少ないポジティブ要素を挙げるとすれば、“フライブルク・キラー”のレオナルド・ビッテンコートの存在だ。ビッテンコートは対フライブルク戦でこれまで9つのゴールに関与(6ゴール、3アシスト)。ホームチームにとっては不気味な選手と言えるだろう。

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直近の15ゴールのうち11ゴールをセットプレーで挙げているフライブルクに対し、ブレーメンもセットプレーからの得点数はリーグトップの18ゴール。どちらが少ないチャンスを確実にモノにできるか。セットプレーでの攻防が勝負の行方を左右しそうだ。

【予想ラインナップ】

フライブルク(3ー4ー3)
シュヴォロウ;グルデ、ラインハルト、ハインツ;シュミート、コッホ、ヘフラー、ギュンター;ヴァルトシュミット、ペーターセン、へーラー

ブレーメン(4ー3ー3)
パブレンカ;ゲブレセラシェ、ヴェリコヴィッチ、モイサンデル、アウグスティンソン;M・エゲシュタイン、バルクフレーデ、クラーセン;ビッテンコート、ゼルケ、ラシツァ