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「10番」を背負う選手たち③

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2019/20シーズンのブンデスリーガで最も輝きを放っている「背番号10」は誰か。10番にフォーカスした短期集中連載の最終回では、“攻撃のオールラウンダー”やキャリア晩年を迎えた大ベテランら5選手を取り上げる。

レオナルド・ビッテンコート(ブレーメン/MF)
生年月日:1993年12月19日(26歳)
19/20リーグ戦成績:20試合出場・2得点1アシスト

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今季開幕後にホッフェンハイムからの期限付き移籍でブレーメンに加入したテクニシャン。トップ下と右ウイングを主戦場に、センターフォワードや左ウイング、さらには左右のサイドハーフと前線のあらゆるポジションで質の高いパフォーマンスを披露し、“攻撃のオールラウンダー”としてフロリアン・コーフェルト監督に重宝されている。守備のハードワークなど数字に表れない部分での貢献度も高く、ブレーメン加入後に先発から外れたのは出場停止を含む3試合のみ。チームに不可欠な存在となっている。

アレクサンドル・マキシム(マインツ/MF)
※1月にガズィアンテプ(トルコ)へ期限付き移籍。
生年月日:1990年7月8日(29歳)
19/20リーグ戦成績:5試合出場

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ルーマニア代表歴を持つ技巧派MFにとって、今季前半戦は不本意だったはずだ。コンディションは良好だったが、サンドロ・シュヴァルツ前監督、アヒム・バイアーロルツァー新監督の両者から信頼を得られず、わずか5試合の途中出場に終わった。それでも出番を求めて期限付き移籍したトルコでは、リーグデビュー戦で復活を予感させる2ゴールを挙げた。

ダニエル・バイアー(アウクスブルク/MF)
生年月日:1984年5月18日(35歳)
19/20リーグ戦成績:19試合出場・1得点

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あと2試合でブンデスリーガ通算300試合出場の大台に到達するアウクスブルクのキャプテン。ファンから「Mr.FCA」と称されるセントラルMFは、今季も30代半ばとは思えないハツラツとしたプレーを披露している。長短を織り交ぜたパスでカウンター主体の攻撃を司るだけでなく、体を張ったディフェンスも厭わない。ピッチ上の指揮官として声をからし、時にはレフェリーに意見するなど、チームメイトたちに闘う姿勢を示している。

セバスティアン・アンデション(ウニオン・ベルリン/FW)
生年月日:1991年7月15日(28歳)
19/20リーグ戦成績:25試合出場・11得点1アシスト

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ブンデスリーガ初挑戦ながら二桁ゴールを記録し、昇格組ウニオン・ベルリンの健闘に大きく貢献している。最大の武器は190センチの長身を生かした強烈なヘディング。さらにデュエルと空中戦の勝利数がいずれもリーグトップと、フィニッシュ以外の局面でも存在感を放っている。その活躍もあり、今季はスウェーデン代表にも継続的に名を連ね、EURO2020予選に出場。目標としていた本大会は来年に延期となったが、ウニオンでのハイパフォーマンスを続けることができれば夢は叶うはずだ。

ヴァロン・ベリシャ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/MF)
生年月日:1993年2月7日(27歳)
19/20リーグ戦成績:6試合出場

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今年1月にラツィオから期限付き移籍で加入し、ウーヴェ・レスラー新監督率いるフォルトゥナで瞬く間にキーマンになった。無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回り、攻守に惜しみない貢献を果たすそのプレースタイルは“ファイター”として知られるバイエルンのレオン・ゴレツカに似ているが、正確なパスで攻撃の質を高めるなど、テクニカル面にも自信を持っている

※シャルケ、ケルン、フライブルク、パーダーボルンは背番号10が不在。

文=遠藤孝輔