酒井宏のハノーファーは王者バイエルンと対戦

ブンデスリーガ第5節2日目は9月14日、各地で6試合が行われる。日本代表DFが所属するハノーファーは、敵地で昨季3冠王者バイエルンと対戦する。

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バイエルン 対 ハノーファー


昨シーズンは圧倒的強さを誇ったバイエルンだが、今季は前節フライブルク戦(1-1)で勝ち星を取りこぼすなど、ドルトムントに続く2位に甘んじている。ペップ・グアルディオラ新監督の就任によって、チームはまだシステムや戦術を模索中といった状態。それでも8月30日に行われたUEFAスーパーカップでは激戦の末にチェルシーを倒し、した。リーグでもフライブルク戦の引き分けで連勝がストップしたとはいえ、29戦連続無敗記録は更新中だ。ゲッツェ、マルティネスの離脱もあるが、副将シュバインシュタイガーはけがから復帰し、欠場者の存在を補うに十分な層の厚いメンバーはそろっている。

一方、ハノーファーは連敗スタートから立て直しを図ると、第3節ではシャルケを2-1で下し、前節マインツ戦では劣勢をひっくり返して4-1の大勝。チームの調子は上向きだ。人員的にはゴールゲッターのジュフが足首を負傷し、バイエルン戦出場は微妙な状況。また、攻撃の中心MFフスティも、このバイエルン戦まで出場停止となっている。マインツ戦で活躍したMFプリプ、シュティンドル、FWヤコナンらの連携でしっかりカバーし、大金星を狙う。12日に46歳の誕生日を迎えたスロムカ監督に、2日遅れのバースデープレゼントを献上できるか。

酒井は前節終了後にすぐ日本代表へ合流したものの、マインツ戦で負った打撲が悪化し代表戦まで帯同することなくハノーファーへ戻り、治療を受けていた。今週始めからは再びチーム練習にも参加しており、先発出場は濃厚だ。


ドルトムント 対 ハンブルガーSV


ドルトムントはここまで4連勝、第2節以降は首位をキープし絶好調だ。しかし今節で対戦するハンブルガーSVには、昨シーズン通算6敗のうち2敗を喫した相手だ。通算対戦成績も32勝33敗27分と、ほぼ互角。それでも王座奪還のためには、どこが相手であろうと勝ち続けるしかない。過去92試合では両チーム合計329得点、1試合平均では3.57点と毎試合多くのゴールが生まれている対戦カードである。ドルトムントはこの試合の4日後からCLの戦いが始まる。リーグできっちり勝ち点を獲得し、その勢いを持ち込みたいところだ。

対するハンブルガーSVは今季2勝目を目指す。第4節までは1勝2敗1分と、昨シーズンの最終順位から考えれば冴えない戦績だが、そのポテンシャルを発揮するのはこれからだ。ドルトムント戦は、ハンブルクにとっては通算168ゴールと最多得点を挙げているカード。上昇気流に乗るためには絶好の一戦かもしれない。


アウクスブルク 対 フライブルク


連敗スタートとなったアウクスブルクだが、その後は連勝で踏みとどまっている。前節終了時点での順位は10位と、終始残留争いを繰り広げた昨シーズンに比べれば飛躍的だ。今節ホームに迎えるのは、欧州リーグに参戦しているフライブルク。最終的に5位となった昨季終了後に多くの主力が退団し、戦力低下は否めないが、前節では王者バイエルンに大善戦し1-1で引き分けた。過去の対戦成績はフライブルクが2勝2分と勝ち越しているが、今季の戦力などに焦点を絞れば、どちらにも勝機はある。