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第29節の注目カード(1):ヴォルフスブルク対フランクフルト

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5月30日に行われるブンデスリーガ第29節で、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地でヴォルフスブルクと対戦する。この一戦の見どころと予想ラインナップをまとめた。

フランクフルトは前節のフライブルク戦を3-3のドローで終え、リーグ戦の連敗を「5」で止めた。それまで採用していた4バックから3バックへとシステムを変更すると、トップ下に入った鎌田のブンデスリーガ初ゴールを含む3ゴールを奪取。残り20分から2点差を追いつき勝ち点1を手に入れた前節の戦いぶりは、チームに自信を与えるものだったに違いない。ただし、順位は昇降格プレーオフに回る16位と2ポイント差の14位。消化試合が1試合少ないことを考慮しても、依然として厳しい状況が続く。

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一方、ホームのヴォルフスブルクは4位レーバークーゼンを大差で下し、ヨーロッパリーグ圏内の6位をキープ。特に第20節以降は9試合で5勝3分け1敗と、一気に調子を上げてきている。両サイドのアドミル・メーメディ、レナト・シュテフェン、ヨシプ・ブレカロといったアタッカーが頻繁に中央にカットインする速攻は迫力十分だ。ただし、今節は負傷中のメーメディ、ヤニック・ゲルハルト、ジョシュア・ギラボギのコンディションが万全ではなく、フェリックス・クラウスは出場停止、イグナシオ・カマーチョとウィリアムは長期離脱中。オリヴァー・グラスナー監督は当面、メンバー選びに頭を悩ませることになるだろう。

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過去の対戦成績はヴォルフスブルクが優勢だ。フランクフルトとの直接対決では直近7試合で5勝を挙げ、実に14試合連続で最低1ゴールを奪っている。しかも今季に限れば、フランクフルトがアウェー戦で稼いだ勝ち点はわずか7ポイントで、これは18チーム中最低の数字。直近6試合で12ゴールと安定感のあるヴォルフスブルク攻撃陣を、同じ6試合で21失点を喫しているフランクフルト守備陣がどう抑えるのか。ヴォルフスブルクのFWヴォウト・ヴェグホーストとフランクフルトのDFマーティン・ヒンターエッガーという、長身選手同士のマッチアップも見どころになる。

ちなみに、お互いにピッチ外での縁も浅くない。フランクフルトの長谷部とバス・ドストはいずれもヴォルフスブルクに在籍した経験があり、フォルクスワーゲン・アレーナは慣れ親しんだ場所だ。また、監督のオリヴァー・グラスナー(ヴォルフスブルク)とアディ・ヒュッター(フランクフルト)はともにオーストリア国籍同士。2014年、SVリートの監督に就任する予定だったヒュッターがザルツブルクに招かれ、代わりにザルツブルクのコーチだったグラスナーがSVリートの監督となった因縁がある。ともに知性派と評価される指揮官の頭脳戦も見逃せない。

【予想ラインナップ】
ヴォルフスブルク(4ー3ー3)
カステールス;ムバブ、ポングラチッチ、ブルックス、ルシヨン;シュテフェン、シュラーガー、アーノルド;ブレカロ、ヴェクホースト、ヴィクトール

アイントラハト・フランクフルト(3ー4ー1ー2)
トラップ;アブラハム、長谷部、ヒンターエッガー;トゥーレ、コール、ローデ、コスティッチ;鎌田;シルバ、ドスト