ドルトムントがダービーを制す!
ブンデスリーガ第26節が5月16日に行われ、ドルトムントが宿敵シャルケとのルールダービーを4ー0で制した。
ドルトムント 4ー0 シャルケ
約2カ月ぶりとなるブンデスリーガ、再開初戦で実現したドルトムントとシャルケの大一番は思わぬ大差がつく展開となった。
試合は10分過ぎからドルトムントがペースを握り、15分にドリブルで持ち上がったゲレイロが、24分にはCKの流れからハーランドがシャルケゴールを脅かす。そして29分、最終ラインのピシュチェクを起点にブラント、アザールとつないでゴール前へクロス。これをハーランドがダイレクトで押し込んで均衡を破った。
その後もゲームを支配したドルトムントに追加点が生まれたが、前半終了間際の45分。ハーランドが相手GKにチェイスしてキックミスを誘うと、このボールを拾ったダフートがブラントへつなぎ、最後は左サイドを駆け上がったゲレイロが豪快なシュートを突き刺した。
2点ビハインドのシャルケは後半頭からアタッカーのブルクシュタラーとマトンドを投入して反撃を試みるが、後半も先手を取ったのはドルトムントだった。48分、自陣で相手の攻撃をしのぐと、素早い切り替えから前線に抜け出したブラントが逆サイドへラストパス。これをフリーのアザールが冷静に決めてリードを3点に広げた。
ドルトムントは63分にもゲレイロがこの日2点目を奪って4点差。最後まで攻守ががっちり噛み合い、ダービーで大勝を飾った。
【得点】
1ー0 29分 ハーランド(ドルトムント)
2ー0 45分 ゲレイロ(ドルトムント)
3ー0 48分 アザール(ドルトムント)
4ー0 63分 ゲレイロ(ドルトムント)
【ラインナップ】
ドルトムント(3ー4ー2ー1)
ビュルキ;ピシュチェク、フンメルス、アカンジ;ハキミ、ダフート(87分 ゲッツェ)、ディレイニー(68分 バレルディ)、ゲレイロ(87分 シュメルツァー);アザール(79分 サンチョ)、ブラント;ハーランド
シャルケ(3ー4ー2ー1)
シューベルト;トディボ(46分 ブルクシュタラー)、サネ、ナスタシッチ;ケニー(87分 ベッカー)、セルダル(73分 シェプフ)、マッケニー、オツィプカ;カリジュリ(76分 ミランダ)、アリ;ラマン(46分 マトンド)