- © Imago / Roger Petzsche
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注目選手クローズアップ:ダニ・オルモ

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ブンデスリーガにとって歓迎すべきニュースが舞い込んだ。今冬にドルトムントの一員となったエアリング・ハーランドとともに、ヨーロッパ中のビッグクラブが熱視線を注いでいたダニ・オルモがライプツィヒに加入したのだ。

バルセロナのアカデミーで育ち、2014年夏にディナモ・ザグレブ(クロアチア)に移籍したオルモは、同クラブの外国籍選手史上最年少となる16歳9カ月でプロデビューを飾った。2018年12月にはクロアチアリーグのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。その勢いのまま、2019年のU-21欧州選手権ではスペイン代表の優勝に大きく貢献した。ちなみに、ドイツ代表とのファイナルでは見事マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

卓越したテクニックと水準以上のスピード、抜群のキック精度を誇る攻撃的MFの勢いはとどまるところを知らず、今季は欧州チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦でゴールネットを揺らした。2019年10月にはスペイン代表で初キャップを刻み、マルタから1ゴールを奪って自らのデビュー戦に花を添えた。

- Giuseppe Bellini/Getty Images

ヨーロッパ中の有力クラブとの争奪戦を制し、スーパースター候補を手中に収めたライプツィヒのマルクス・クレーシェSDは喜びを隠さない。「トップクラブから大きな関心があったにもかかわらず、(ライプツィヒが)次の一歩を踏み出す最適な場所と納得させられたのがうれしい。ダニはアタッキングサードで信じがたいほどのクオリティを示し、違いを作り出すことができる」

リオネル・メッシとアンドレス・イニエスタをロールモデルに挙げるオルモが、若手の育成に長けるユリアン・ナーゲルスマン監督の指導の下でこれからどんな進化を遂げていくか。まずはブンデスリーガ特有のハイテンポな試合展開やプレー強度の高さに慣れる必要があるが、ドルトムントでのデビュー戦から2試合で5ゴールを叩き出したハーランドのように、いきなりインパクトを放つ可能性も十分にある。それほどのビッグタレントだ。

前半戦でリーグ最多得点を挙げたライプツィヒの攻撃力が、オルモの加入を機にさらに高まるようなら、悲願のリーグ初制覇の可能性もふくらむだろう。

文=遠藤孝輔

- Roger Petzsche via www.imago-images.de/imago images/Picture Point LE