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bundesliga

全18チーム後半戦展望(2)

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2019/20シーズンのブンデスリーガはいよいよ1月17日から後半戦がスタート。リーグ戦の再開を前に全18チームの後半戦を展望する。

■ドルトムント(4位)

前半戦はデア・クラシカーでの4失点を皮切りに、翌12節のパーダーボルン戦で3失点、欧州チャンピオンズリーグのバルセロナ戦でも3失点と守備が崩壊した。その後、ルシアン・ファブレ監督が基本システムを4ー2ー3ー1から3ー4ー3へ変更して公式戦4連勝を飾ったものの、年末のラスト2試合で計5失点。守備の再建なくして目標のマイスターシャーレには手が届かないだろう。

懸案だった前線の高さ不足は、今冬にザルツブルクからFWアーリング・ハーランドを獲得して解消に目途が立った。ノルウェー代表の超逸材と主将マルコ・ロイスやジェイドン・サンチョらの連係が深まれば、自慢の破壊力にさらに磨きがかかるのは間違いない。

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■シャルケ(5位)

ライプツィヒ、バイエルン・ミュンヘン、ドルトムントと比べて10ゴール以上少ない得点を増やすべく、今冬にアウクスブルクからミヒャエル・グレゴリッチを獲得。1月10日に行われたハンブルガーSVとのテストマッチでは、そのグレゴリッチとベニト・ラマンの2トップが各1ゴールを挙げ、4ー0の大勝を飾った。

トップ下のアミーヌ・アリを含む新たな攻撃トリオに加え、19歳のラビ・マトンドとアフメド・クトゥジュなど活きのいい若手も虎視眈々とレギュラー奪取を狙っている。持ち前のハイプレスを軸とした守備には安定感があるだけに、とにもかくにも決定力アップが後半戦のカギとなる。

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■レーバークーゼン(6位)

ペーター・ボス監督が掲げる戦術の浸透によってポゼッションには磨きがかかったが、フィニッシュの局面における物足りなさは否めない。昨季17得点を挙げたカイ・ハヴァーツがわずか2得点と苦しんでいることが、リーグ11位タイの23得点に留まっている原因の一つだろう。

得点源のケヴィン・フォラントとルーカス・アラリオにしてもそれぞれ5得点と元気がなく、レオン・ベイリーやカリム・ベララビ、ムサ・ディアビらウインガー陣の奮起を待たなくてはいけない状況。前半戦にMVP級の働きを見せたMFチャルレス・アランギスが冬のキャンプ中に負傷したことで、当面はその穴埋めも重要な課題になる。

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文=遠藤孝輔