ルールダービーの英雄ベスト11[シャルケ編]
ブンデスリーガ第9節、シャルケ対ドルトムントのルールダービーが10月26日に開催される。この伝統の一戦において印象的な活躍を見せてきたシャルケの歴代ベストイレブンを紹介する。
GK
イェンス・レーマン 1997年12月、ルールダービーの試合終盤にCKの混戦から起死回生の同点ゴールを決め、ブンデスリーガ史上初めて流れの中から得点を挙げたGKとなった。その半年後、ACミラン(イタリア)へ移籍したが、わずか半年でイタリア生活に見切りをつけ、かつてのライバルだったドルトムントに電撃移籍した。
DF
ナウド 後世に語り継がれるであろう2017年11月のダービーで、後半アディショナルタイムに値千金の同点弾を決めた。また2017/18シーズンの後半戦には、本拠地のファンの前でFKから豪快な一撃を披露している。
クラウス・フィヒテル ドルトムントのロマン・ヴァイデンフェラーと並び、ルールダービー史上最多となる24試合に出場した鉄人。シャルケの選手としては同ダービー最多の9勝を経験している。
ティロ・ケーラー 記念すべきブンデスリーガ初ゴールを2017年4月のルールダービーでマークした新たなダービー男。0ー1の劣勢で迎えた77分に同点弾を決め、チームを敗戦の危機から救った。
MF
インゴ・アンダーブリュッゲ 1988年夏にドルトムントから当時2部のシャルケへ移籍。その後クラブがブンデスリーガへ復帰するまでに3年を要したが、再昇格1年目の1991/92シーズンにドルトムント戦で先制点をマークし、5ー2の大勝に貢献した。
オラフ・トーン シャルケで公式戦380試合以上に出場したレジェンドで、1985年12月のルールダービーでドッペルパック(1試合2得点)を達成。シャルケにとって同ダービー史上最多得点差勝利となる6ー1の圧勝の立役者となった。
ハミト・アルティントップ レギオナルリーガのヴァッテンシャイトから加入したばかりだった2003/04シーズン、開幕節で実現したダービーでチームの全得点を叩き出す大活躍を披露。試合こそ2ー2のドローに終わったが、瞬く間にシャルケファンのお気に入りとなった。
ゲルハルト・クレッピンガー ブンデスリーガの舞台で通算4度のドッペルパックを記録しているが、そのうちの2回が宿敵ドルトムント戦というダービー男。1985年12月、そして1986年9月のダービーでそれぞれマルチ得点を挙げた。
FW
ケヴィン・クラーニィ 2005年8月、シュトゥットガルトから加入してブンデスリーガ2試合目にしてルールダービーに出場。自身初のダービーでチームの全得点を挙げる活躍を見せ、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
エッベ・サンド 両チーム一人ずつの退場者、シャルケのGKフランク・ロストの2度のPKストップなど、波乱の展開となった2004年1月のダービーで、終了間際の89分に決勝点をマーク。シャルケファンに特大の歓喜をもたらした。
ジェフェルソン・ファルファン 2008年夏にPSVアイントホーフェン(オランダ)から加入し、第4節のルールダービーでブンデスリーガデビュー。相手のハンドで得たPKを20分に決め、ドイツでの初得点を記録した。それから7年間にわたって、シャルケのファンから愛され続けた。