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ブンデスリーガ初参戦のニューカマー(8)

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ブンデスリーガの各クラブが新シーズンに向けて精力的に補強を進めている。ブンデスリーガ初参戦となる新戦力の中には、まだドイツでそれほど知られていない選手もいるが、その多くはこれから名前を売っていく有望なタレントたちだ。開幕までに予習しておいて損はないだろう。

デイショーン・リダン(ヘルタ・ベルリン

ベダド・イビシェビッチが34歳、そしてサロモン・カルーが33歳と、ヘルタFW陣の高齢化が進んでいる中、今回U23チェルシー(イングランド)から獲得されたリダンは2001年生まれ。ミヒャエル・プレーツSDは、将来のエース候補として同選手に期待を寄せており「足が速くスタミナがあるデイショーンは、我々の希望通りの選手です。秘めているポテンシャルも非常に巨大です」とコメントしている。

- 2019 Getty Images

マッズ・ペデルセン(アウクスブルク

主に左サイドのMFとSBを務めるペデルセンは、22歳の若さながら祖国デンマークの強豪ノアシェランで、すでに公式戦100試合近くに出場してきた。素早い攻守の切り替えを戦術の軸とするマルティン・シュミット監督にとって、1対1に強く、十分なスピードとスタミナを持つペデルセンは、希望に合致した選手。ホッフェンハイムへ移籍したコンスタンティノス・スタフィリディスの穴を埋めるだけでなく、フィリップ・マックスを脅かす存在となれるか。

- imago images / Ritzau Scanpix

イーサン・アンパドゥ(ライプツィヒ

マルクス・クレシェSDが「若いのに経験豊富で、ピッチの上で確固たる個性を見せることができます。彼の能力が素晴らしいものであると確信しています」と高く評価するのは、チェルシー(イングランド)から1年間の期限付きでライプツィヒにやってきたアンパドゥ。同選手が得意とするCBには、イブラヒマ・コナテ、ダヨ・ウパメカノ、ヴィリー・オルバンといった面々が揃っているが、ブンデスリーガ、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)に加え、今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)もある。過密日程を戦い抜く上で、アンパドゥにも必ずチャンスは訪れるはずだ。

- imago/Uk Sports Pics Ltd

エリエス・スキリ(ケルン

チュニジア代表として参加した今夏のアフリカ杯で、卓越したパフォーマンスを見せたスキリはケルン入団に際し「私にとって最適なタイミングで、ブンデスリーガへ移籍することになりました。1.FCケルンは伝統あふれる偉大なチームですし、私にとってもアイデンティティーを感じることのできるクラブです」と話した。マルコ・ヘーガーやビルゲル・ヴェルストラーテ、ヴァンサン・コジエロなどライバルは多いが、スキリの獲得によりケルンのボランチは確実に強化されるだろう。

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ロバート・スコウ(ホッフェンハイム

ジョエリントンのニューカッスル(イングランド)移籍が決まった直後からホッフェンハイムは追加補強に奔走。彼らのお眼鏡にかなったのは、昨季デンマークリーグの得点王スコウだった。左足から放たれるシュートは破壊力も精度も非常に高く、アレクサンダー・ローゼンSDも太鼓判を押す。U21デンマーク代表では2試合に1度の割合でゴールを決めており、今年6月には同国A代表デビューも果たした。

>>>「ブンデスリーガ初参戦のニューカマー(1)~(7)」はこちら

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