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ヴェルナー、得点量産のワケ

ライプツィヒのエースFWティモ・ヴェルナーが絶好調だ。同選手はすでに開幕からの3試合で5ゴールを挙げ、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキに次ぎ得点ランキング2位に位置している。なぜこれほど急激に得点力をアップさせたのか、その理由を動画で解説していく。(※上部動画は独語、下記本文は日本語訳)

0分00秒~:これ以上の結果は望めないだろう。ライプツィヒは開幕3試合を全勝で終え、現在首位に位置している。このパーフェクトなスタートダッシュは、もちろんティモ・ヴェルナー抜きには語れない。ドイツで最も才能あふれるFWの一人に数えられる同選手は、開幕からの3試合で5ゴールを決めた。なぜヴェルナーが快調なペースで得点を量産しているのか、その理由を探った。

0分24秒~:昨季からすでにヴェルナーの動きは秀逸だった。このヘルタ・ベルリン戦のシーンでは、DFラインと同じ高さでチャンスをうかがい、一瞬にして加速し、そしてシュートを放った。

0分35秒~:昨季マインツ戦も同じ。最終ラインと同じ高さから裏へ飛び出し、スピードに乗ってシュートまで持ちこむ。ヴェルナーは昨シーズンまで3季連続でライプツィヒの最多得点者だった。そしてユリアン・ナーゲルスマン監督が就任した今シーズン、同選手はさらに危険な選手へと変貌を遂げた。

0分54秒~:個人戦術の面で明らかに変わった点がある。今季のヴェルナーは、以前のようにDFラインと同じ高さでボールを待つことが少なくなり、このウニオン・ベルリン戦のように、約4mほど低い位置にポジションを取るようになった。対峙するウニオンのCBは、スペースを空けるのを覚悟でヴェルナーへ寄せていくか、それともあくまで4バックの陣形を崩さないか、どちらかを選択しなければならない。結果的にCBはプレスをかけることを選んだが、それによって生まれたスペースをヴェルナーは見逃さなかった。

1分21秒~:このシーンのようにヴェルナーには力強い右足がある。これまでブンデスリーガでは右足で46ゴール、左足で11ゴール、頭で10ゴールを記録してきた。

1分31秒~:ナーゲルスマン監督はさらに多くの得点をヴェルナーに求めており、ヴェルナーの“クロスの動き”も改善された。アイントラハト・フランクフルト戦を見てみよう。トップスピードに乗って裏へ抜けだしたヴェルナーは、意識的にワンタッチ目でDFの前へボールを運んだ。このようなドリブルコースを選択することで「DFにファウルで止められる=PKを得る」可能性もアップ。このシーンではGKに阻まれてしまったが、このようにDFを置き去りにしてシュートを打つことも可能となる。

1分53秒~:同様にこの場面でも、最終ラインより少し手前でポジションを取った。ボールを持つヴェルナーへアタックするためCBは前に出てきたが、こうすることでCBとの距離は短くなり、その背後にはスペースが生まれる。爆発的な加速力を持つヴェルナーは助走開始から約2秒でDFの裏に抜け、正確にシュートを決めた。

2分27秒~:ヴェルナー「とにかくボールとDFの間に体を入れることを意識しました。足をかけられたらPKを得ることができますし、そうでなければフリーの状態でシュートを打てますからね」

2分39秒~:好調ぶりを証明するのは、ボルシアMG戦でのハットトリックにとどまらない。昨季は1ゴールを決めるまでに平均6.6本のシュートを要していたヴェルナーだが、今季はそれが2.2本にまで減少。効率の良さは3倍に増加している。

2分54秒~:また、圧倒的な個の力でシュートまで持ち込むことができるのも、ヴェルナーの長所である。これはボルシアMG戦の2点目のシーン。味方がボールを奪った瞬間から縦へのスプリントを開始し、時速28kmのスピードでボールに触れ1人目のDFを置き去りに。ツータッチ目ですでに時速33kmへ到達しており、先述の“クロスの動き”でDFの前にボールを運ぶと、スピードを落とさないままゴールを決めた。

3分21秒~:ヴェルナーの武器は最高速度35km/hに達するほどの脚力。ブンデスリーガで最も足の速い選手の一人である。

3分27秒~:ナーゲルスマン監督「彼はものすごいスピードで相手を追い越していきます。しかもトップスピードに乗りながら、完璧なボールコントロールで、ゴールを決めてくれるのです」

3分32秒~:類稀なスピードに加え、ポジショニング、クロスの動きという新たな武器を手にしたヴェルナー。これまでと同じように、同選手は今季もライプツィヒの希望として走り続ける。