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ブンデスリーガ史に残る最終節:残留争い編

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第32節までを終了し、2018/19シーズンのブンデスリーガもいよいよ大詰めを迎える。果たして、2部へ降格するのはどのチームになるのか?自動降格圏にいる2クラブに奇跡は起こりうるのか?今回は、過去のブンデスリーガで生まれたドラマチックな残留争いを厳選し、以下に紹介していく。

2012/13シーズン

第33節終了時点ですでに18位フュルトの降格は決定しており、17位ホッフェンハイムは勝ち点28、16位アウクスブルクと15位フォルトゥナ・デュッセルドルフは、それより2ポイント多い勝ち点30。得失点差で大きく劣っていたホッフェンハイムが最終節で自動降格を回避するためには、16位と15位のどちらか、もしくは両チームともに敗れた上で、自身は敵地ドルトムント戦に勝利しなければならないという、極めて困難なミッションをクリアする他なかった。
大方の予想通り、ジグナル・イドゥナ・パークでは開始6分、ロベルト・レヴァンドフスキがドルトムントに先制点をもたらす。しかしその後はこう着状態が続き、77分にサリホヴィッチがPKを決めて同点。そしてその4分後、ドルトムント守護神ロマン・ヴァイデンフェラーの一発退場とともに手にした2度目のPKを、またしてもサリホヴィッチがきっちりネットに沈め、ホッフェンハイムが逆転勝利を飾った。そしてアウクスブルクがフュルトから白星をもぎ取った一方、デュッセルドルフはハノーファーに0ー3の完敗を喫し、ホッフェンハイムの入れ替え戦行きとデュッセルドルフの1年での2部逆戻りが決定した。

1998/99シーズン

ラスト1試合を残した時点で、16位アイントラハト・フランクフルトは勝ち点34、得失点差マイナス14という崖っぷちに立たされ(※当時のレギュレーションでは18~16位が自動降格)、勝ち点37、得失点差マイナス9の12位ニュルンベルクの残留は、手堅いと思われていた。
そして迎えた最終節、フランクフルトは4位の強豪カイザースラウテルンに5ー1という大勝を飾り、ニュルンベルクは14位フライブルクに1ー2の黒星。また13位シュトゥットガルトと15位ハンザ・ロストックがともに勝利したため、ニュルンベルクは12位から一気に16位へ転落し、ブンデスリーガの舞台を去ることになった。

1995/96シーズン

勝ち点37、得失点差マイナス1の14位レーバークーゼンと、勝ち点35、得失点差マイナス6の16位カイザースラウテルンが最終節で激突。残留のためには勝利しかなかった後者は後半突入後の58分、パヴェル・クカのゴールでリードを奪う。
得失点差のため、さらに追加点を狙わなければならないカイザースラウテルンだったが、逆に82分、レーバークーゼンのマルクス・ミュンヒに同点弾を決められ万事休す。試合後、降格という現実に直面し涙を流すアンドレアス・ブレーメを慰めたのは、ドイツ代表でともに戦ったレーバークーゼン所属ルディ・フェラーだった。

1987/88シーズン

第33節終了時で、14位カールスルーエは勝ち点28に得失点差マイナス18、15位カイザースラウテルンは勝ち点27に得失点差マイナス12、16位ヴァルトホフ・マンハイムは勝ち点27の得失点差マイナス15と、3チームが僅差で並んでいた。
そして第34節、カイザースラウテルンは後半4得点を決め、ボルシアMG相手に5ー2の大逆転勝利。カールスルーエはフランクフルトに先制点を奪われ、マンハイムはシュトゥットガルトから1点をリードしていたものの、どちらの会場でも同じ88分、カールスルーエは同点に追いつき、マンハイムは同点に追いつかれてしまう。そしてこのまま試合は終了となり、土壇場でカールスルーエとマンハイムの立場は、天国と地獄が逆転する結末となった。

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