香川真司の所属するドルトムントは2016/17シーズン、メンバーが大幅に入れ替わった。昨シーズンはユルゲン・クロップ前監督時代からの選手が多く在籍していたが、マッツ・フメルスやイルカイ・ギュンドアン、ヘンリック・ミキタリヤンが去り、新戦力を獲得。今シーズンからは真のトーマス・トゥヘル体制となるだろう。

今夏、ドルトムントにはバルセロナ(スペイン)のCBマルク・バルトラバイエルン・ミュンヘンのMFゼバスティアン・ローデ、欧州選手権(EURO)を制したポルトガル代表のSBラファエル・ゲレイロ、十代の若きタレント、ウスマン・デンベレとエムレ・モルが加入した。 

昨シーズンの平均的メンバー

今シーズンのメンバー予想

フメルスとギュンドアンの後任者

 もし、トゥヘル監督が昨シーズンから築き上げたチームを全て壊すようなことをしないのであれば、4-2-3-1のフォーメンションが引き続き採用されるであろう。バルトラは最終ラインからゲームを組み立てるCBであり、かつてのフメルスの役割を担うことになる。また、ギュンドアンに代わってローデがユリアン・ワイグルとダブルボランチを組むことになるだろう。

 

アシスト王が抜けた穴

ドルトムントのサポーターが最も心配しているのは、昨季11得点、15アシスト(リーグトップ)をマークしたミキタリヤンの穴をどう埋めるかだ。その重役は19歳のデンベレに任されるかもしれない。同選手は昨シーズン、フランス1部リーグのレンヌで12得点5アシストを記録。7月10日に行われたプレシーズン初のテストマッチでは、開始3分に早速ゴールを決めてみせた。

香川はトップ下をキープ?

昨シーズンよりも激しいポジション争いに巻き込まれそうなのは、DFマーセル・シュメルツァーとクMFクリスチャン・プリシッチだ。シュメルツァーの左SBにはEUROで5試合に出場し、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)が発表した同大会ベストイレブンに選出されたゲレイロが使われる可能性が高い。若干17歳のアメリカ代表、プリシッチの才能には何の疑いもないが、香川真司とマーコ・ロイスの壁は厚いだろう。同コンビは昨シーズン、21得点10ゴールを記録している。彼らにデンベレとモルが加わり、トゥヘル監督は5人の選りすぐりの攻撃的MFの中から3選手をチョイスすることになる。

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