長谷部がPKから今季初ゴール、フランクフルト3位キープ
2月5日、ブンデスリーガ第19節最終日が開催され、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠地でダルムシュタットと対戦し、2ー0で勝利した。12試合連続フル出場の長谷部はPKキッカーを務め、74分に今季初ゴールをマークしている。
フランクフルト 2ー0 ダルムシュタット
序盤は互いに相手の出方をうかがう展開で試合が進む。
観衆が沸いたのは19分、ルゴタのパスを受けたレビッチが左足でシュートを放ったが、これは惜しくも左サイドネットの外側に当たってしまう。
27分には左の高い位置でFKを獲得し、長谷部がキッカーを務める。しかしゴール前に放り込まれたボールは敵も味方も触れることなくポストの右側に流れてしまった。
アウェーのダルムシュタットも34分にようやくビッグチャンスを迎える。左CKがファーサイドに流れ、こぼれたところをニーマイヤーが倒れ込みながらシュート。しかしボールはクロスバー上部をかすめ、ネットを揺らすことはできなかった。
スコアレスのまま後半に突入すると、フランクフルトが前半に比べ縦パスの数を格段に増やし、素早く前線へ運ぶサッカーを試みる。
61分、ペナルティーエリア手前、やや左の位置でFKを獲得すると、オチプカが横にずらし、マイヤーがミドルシュート。しかしこれは壁に当たってしまった。
試合が動きを見せたのは73分、フランクフルト左CKの場面でバジェホがミロシェビッチに倒されると、主審の笛が鳴りPKの判定。そして74分、キッカーを務めた長谷部がゴール右下へ冷静に沈め、フランクフルトが先制点を奪った。
さらに83分、右からマイヤーがGKとDFの間にグラウンダーセンタリングを入れると、レビッチが押し込み、フランクフルトのリードは2点に。
そのままスコアは動かず、フランクフルトが連勝を飾っている。