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今季も引き続きハンブルクの主将を務めることになった酒井 - © © gettyimages
今季も引き続きハンブルクの主将を務めることになった酒井 - © © gettyimages

キャプテン続投の酒井高徳「より大きな責任感を持てるように」

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ハンブルガーSVの酒井高徳にとって2016年11月20日は「特別な一日」となった。開幕10試合で8敗と危機的な状況で迎えた敵地でのホッフェンハイム戦、初めてキャプテンマークを巻いてピッチに立った酒井は、チームに貴重な勝ち点をもたらす原動力となった。あれから約9カ月、マークス・ギスドル監督は新シーズンも酒井にキャプテンを任せることを明言。伝統クラブの第28代主将としてチームをけん引する酒井が、リーグ開幕を目前に控えてその胸の内を語った。

――今季もキャプテンとしてチームを引っ張ることになりました。今の気持ちは?

酒井 非常に光栄ですし、大きな、そして重要な役割を再び担えることをとてもうれしく思います。新シーズンはそれにしっかり応えていきたいですね。

――キャプテンという役割をどう担っていきたいですか?

酒井 自分の個性に忠実であり続けられるようにしたいですね。僕はあれこれ言うタイプではなく、行動で示すタイプ。昨季もそういうふうにやってきました。それと同時に、チームやメディアの前でより自覚を持ち、前に出ていかなければいけないとも思っています。監督は「昨季も十分にやってくれた」と言ってくれていますが、より強い責任感を持てるように。

――具体的にどんな部分を良くしていけそうですか?

酒井 昨季、問題だったことの一つがドイツ語に対する自信でした。例えばインタビューに答える時、まず頭の中で日本語からドイツ語に置き換えているのですが、全く異なる文法なので混乱するんですよね。自分のドイツ語が十分なものなのか、常に自信を持つことができなかった。でも2年半が経ち、言葉足らずな部分もあるとはいえ、みんなが僕の言いたいことを理解してくれます。これに関しては、監督も後押ししてくれるので、もっと積極的にやっていきたいですね。

――キャプテンに就任したことで、ロッカールームでの振る舞いなどに変化はありましたか?

酒井 特別な責任を負うようになったことはもちろんですが、僕はどの選手も大事だと考えています。ウチにはいろいろなことに気づく経験豊富なベテランが何人かいて、チームの良い点も問題点も的確に見つけてくれます。だから、チームメートに対して彼らが話すほうが適切な場合もある。どんな状況でもキャプテンがやらなければいけないということではないですよね。

- © gettyimages / Stuart Franklin