残留へ後がないハンブルクは背水の陣でフライブルク戦に臨む - © © gettyimages / Alex Grimm
残留へ後がないハンブルクは背水の陣でフライブルク戦に臨む - © © gettyimages / Alex Grimm

第31節の注目カード(3)ハンブルガーSV対フライブルク

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17位のハンブルガーSVが生き残りを懸けて16位フライブルクとの直接対決に臨む。前日に14位ウォルフスブルクが敗れたことで今節中のハンブルクの降格はなくなったが、フライブルクに敗れると実質的に降格は不可避な状況。ブンデスリーガ創設時から一度も降格したことがない名門はクラブの伝統を守り抜くことができるのか。酒井高徳と伊藤達哉はともに先発が予想されている。

対戦データ&トリビア

    20日の試合で14位ウォルフスブルクが敗れたため、今節中のハンブルクの降格はなくなった
    前節終了時点で17位ハンブルク(勝ち点22)と16位フライブルク(勝ち点30)の勝ち点差は8。残り4試合でこの勝ち点差をひっくり返して残留を果たしたチームはいない
    ハンブルクがフライブルクに勝つと勝ち点差は「5」となり、次節以降に望みがつながるが、残り3試合で勝ち点「5」のビハインドから生還した例は過去に一度だけ(1993/94シーズンのフライブルクが現在の勝ち点3制に換算すると勝ち点「6」差から逆転残留を果たした)
    フライブルクはハンブルクとのアウェー戦で6試合連続勝ち点を持ち帰っている(3勝3分け)
    ハンブルクはホームのフライブルク戦で2010年1月を最後に勝利がなく、クリスティアン・シュトライヒ体制のフライブルクには一度も勝ったことがない
    2010年当時のハンブルクはリーグ4位、欧州リーグでもグループステージ突破を決めるなど、現在とは全く異なる状況だった
    フライブルクは現在リーグ最長となる7戦未勝利。2018年に入って初めて16位以下に沈んだ

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