第17節の注目トピックス5選
前半戦のラストを飾るにふさわしい展開が目白押しとなった第17節。最下位のケルンがついにシーズン初勝利を挙げ、首位バイエルン・ミュンヘンはいつものように“らしい”勝利で1年を締めくくった。一方の2番手争いはリーグの半数以上のチームを巻き込んだ大混戦に。2017年最後のブンデスリーガを5つのトピックスで振り返る。
1)ケルン、復活への第一歩
勝利を待ちわびていたケルンサポーターにひと足早いクリスマスプレゼントが届いた。ウォルフスブルクを相手に1ー0で逃げ切って待望の今季初勝利。まだ息は絶えていないことをアピールした。再三の好セーブで勝ち点3を死守した守護神のティモ・ホーンは「タイムアップの笛を聞いた時はものすごくホッとした」と大きな重圧から解放されたことに安堵の表情。ただ、17位ハンブルガーSVとの勝ち点差はいまだ「9」。年明け以降も生き残りを懸けた厳しい戦いは続く。