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史上最年少指揮官ナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムは今季クラブ初の欧州カップ戦に挑戦する - © © gettyimages / Kopatsch / Bongarts
史上最年少指揮官ナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムは今季クラブ初の欧州カップ戦に挑戦する - © © gettyimages / Kopatsch / Bongarts

期待と自信を胸に――ホッフェンハイムが始動

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2016/17シーズンを4位で終えるなど、昨季多くの注目を集めたホッフェンハイムが7月5日、プレシーズンの始動を迎えた。 ※「2016/17シーズン、ホッフェンハイムのトップ10ゴール」はこちら

約200人のサポーターが詰めかけたこの日、FIFAコンフェデレーションズカップ2017に出場したサンドロ・ワーグナー、ケレム・デミルバイ、U21欧州選手権で優勝したナディーム・アミリとジェレミー・トーリヤン、負傷中のオリバー・バウマンとアンドレイ・クラマリッチらの姿はなかったものの、ジャスティン・ホーグマ、フローリアン・グリリチュ、ロベルト・ジュリなど新加入の面々は軽快な動きを見せている。元メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)で、昨季はウェストハム(イングランド)に在籍していたハバール・ノートファイトは翌6日に合流する予定だ。

欧州カップ戦初挑戦

午前10時5分、2017/18シーズン開幕に向けてプレシーズンの練習をスタートした彼らだが、8月19~20日に行われるブンデスリーガ第1節はもちろん、欧州チャンピオンズリーグ(CL)本戦出場権獲得も、視野に入れないわけにはいかない。スイスのニヨンでCLプレーオフの組み合わせ抽選会が行われるのは8月4日。そして同15日もしくは16日にプレーオフ第1戦が行われ、リーグ開幕節を戦った数日後に、同第2戦が行われる。

80分にわたるトレーニング初日を終えたユリアン・ナーゲルスマン監督は、「再び4位以上になることは可能か?」という記者からの質問に対し、燦々と輝く太陽の光を浴びながら、自信ありげにこう答えた。

「良いシーズンになること、インターナショナルな舞台で結果を残すことが我々の目標だ。そのための戦力は整っている」

そしてスポーツディレクターを務めるアレクサンダー・ローゼン氏も「新シーズンは我々にとって新たな挑戦になるということは、分かっている。勇気と野心を持って臨みたい。すべての試合で勝ちたいね。そうすれば我々が優勝できるから」と、冗談を飛ばす余裕も見せた。

DFB中枢からの引き抜き

今オフ中のホッフェンハイムは、基盤を固めることに全精力を傾けた。ナーゲルスマン監督と2021年まで、ローゼンSDとは2020年まで、それぞれ契約を延長しており、さらに長らくドイツ代表ヨアヒム・レーフ監督の右腕を務め、2014年ワールドカップ・ブラジル大会終了後からドイツサッカー連盟(DFB)のSD職を務めていたハンスディーター・フリック氏の引き抜きにも成功。同氏をホッフェンハイムのスポーツ担当CEOに就任させた。

ホッフェンハイムに多額の資金援助を行う事実上の経営トップ、ディートマー・ホップ氏は「フリックの獲得により、クラブが発展していく上で最も重要な足場ができあがった。我々の未来は非常に明るい」と、大きな期待を寄せている。

今夏からホッフェンハイムは6m×3mのモニターを練習場に設置した。現在はまだテスト中とのことだが、問題が生じなければ、ミスの修正や戦術確認のため、トレーニングで活用していくという。人事、ソフト、ハードなど多方面で発展を続けるホッフェンハイム。彼らの行く末を案じる必要は、どうやらまったくなさそうだ。