ヘルタが敵地ビルバオ戦に逆転負け、ELグループ敗退決定
欧州リーグ(EL)グループステージ第5節が11月23日に行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは敵地でアスレティック・ビルバオ(スペイン)と対戦し、2ー3で逆転負けを喫した。原口はベンチ外だった。 アスレティック・ビルバオ 3ー2 ヘルタ・ベルリン
試合が動いたのは26分、左からミッテルシュテットが放り込んだセンタリングをレッキーが頭で決め、ヘルタが先制する。しかし35分、ラングカンプのファウルでビルバオにPKが与えられると、これをアドゥリスに決められ、試合は振り出しに。ところが同点弾からわずか1分後、GKクラフトのロングパスをレッキーが頭で流し、ラザロのセンタリングを最後はゼルケが頭で追加点。ヘルタが再びリードを奪った。
前半は押し気味に進めていたヘルタだが、落とし穴は後半に待っていた。66分、またしてもラングカンプが、今度はペナルティーエリア内でハンドを犯し、アドゥリスにこの試合2回目のPKを決められ同点に追い付かれる。さらに82分には、敵陣でのFKチャンスを逸したところからカウンター攻撃を受け、ウイリアムスに逆転弾を決められた。
2度のリードを守れなかったヘルタはこのまま敗れ、ELグループステージでの敗退が決まった。