ブンデスリーガ開幕戦、ゴールは必ず生まれる!?
2018/19シーズンのブンデスリーガは8月24日に開幕の時を迎え、バイエルン・ミュンヘンが通算11度目のオープニングゲームを戦う。前年王者の本拠地で開幕戦を行う現行方式は2002/03シーズンから採用されており、前シーズンのチャンピオンが黒星を喫したことは過去16年間で1度もない。
特筆すべきは、現行のシステムとなって以降、スコアレスドローに終わった開幕戦が皆無である点だ。16試合中13試合は前年覇者が勝利をもぎ取り、引き分けに終わった3試合はいずれも2ー2という結果。2004年のブレーメン対シャルケこそ1ー0という少ないスコアだったものの、平均では3.5ゴールが生まれている。
また前半のうちにゴールが入ったのは、16試合中14試合。先述のブレーメン対シャルケで唯一決まったネルソン・バルデスの得点が、2002年以降の開幕戦で最も遅い84分での先制点となっており、次点が2009年ウォルフスブルク対シュトゥットガルトでズビェズダン・ミシモビッチが決めた71分のゴールだ。その一方、開幕戦最速は2002年ドルトムント対ヘルタ・ベルリンでバルト・ホールが決めたゴールで、キックオフからわずか55秒となっている。
現行方式での開幕戦、シーズンごとの先制ゴール記録選手は以下の通り。