4季ぶり戴冠へ好発進、バイエルン5-0大勝飾る
9月13日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第1戦が開催され、バイエルン・ミュンヘンは本拠地でロストフ(ロシア)と対戦し、5-0大勝というこれ以上ないスタートを切った。
バイエルン 5-0 ロストフ
序盤からホームのバイエルンがボールを保持し、試合はほぼロストフ陣内で展開される。
しかし5-3-2という超守備的布陣を敷き、ピンチの際には8人ものフィールドプレーヤーがペナルティーエリア内にポジションを取るロシアの強豪相手に、バイエルンはなかなか活路を見いだせない。
試合が動いたのは26分、右CKをキミッヒが蹴り、ボールがゴール前に入ったところでレバンドフスキがガツカンに倒されると、主審はバイエルンにPKを与える。これを28分、レバンドフスキが自らネットに蹴り込み、先制点を奪った。
39分には、同じく右CKから中央のレバンドフスキが頭でファーサイドに流すと、フメルスがヘディングシュート。しかしこれはGKのファインセーブにより、得点とはならなかった。
前半ロスタイムが90秒経過したところで、アラバが左からセンタリングを放り込むと、そこにミュラーが後方から全速力で飛び込む。左足をうまく合わせ、バイエルンが追加点を奪い、前半は終了となった。
そして終了間際の90分、ベルナートがドリブルで前線へ持ち運び、DFを引きつけてから左へ展開する。リベリの折り返しに、そのベルナートがダイレクトで合わせ、ついにスコアは5-0。今季CL優勝に向け、バイエルンが最高のスタートを切った。