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クラブ史上初の降格を味わったハンブルクは来季2部から再出発する - © © imago / Matthias Koch
クラブ史上初の降格を味わったハンブルクは来季2部から再出発する - © © imago / Matthias Koch

ハンブルク、ゼロからのリスタート

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1963年のブンデスリーガ創設以来、一度も2部に落ちたことがなかったハンブルガーSVが、55年間戦い続けたブンデスリーガの舞台に別れを告げることになった。リーグの歴史とともにあったクラブの伝統が途切れたことによる関係者のショックと混乱は計り知れないが、一つだけはっきりしているのは彼らは1年でブンデスリーガに戻らなければいけないということだ。

間に合わなかったチームの再建

かつてハンブルクでキャプテンを務めたこともある元オランダ代表のラファエル・ファンデルファールトは、古巣の降格が決まるとツィッターで次のようにエールを送った「クラブに関わるすべての人にとって悲しい日になってしまった。だが、ハンブルクはあるべき場所にすぐに帰ってくる」。ドイツきっての名門クラブが戦う場所はやはりブンデスリーガであるべきだ。

ハンブルクはシーズンのラストをホーム3連勝で締めくくったが、残留にはわずかに届かなかった。シーズン中に2度にわたって指揮官を交代したものの、1月からチームを率いたベアント・ホラーバッハ監督は7試合で勝利なし。3月にクリスティアン・ティッツ監督が就任してチームはようやく再建の道を進み始めたが、遅きに失した感は否めなかった。

クラブは最終節を控えた5月10日にティッツ監督の続投を示唆。47歳の指揮官とともにブンデスリーガ復帰を目指す青写真を描いている。首脳陣が特に評価しているのがティッツ監督の戦術だ。それまでの守備偏重のサッカーから、ボール支配率を重視した攻撃的なスタイルへの転換は、結果だけでなくフロントやサポーターからの支持をもたらした。

ティッツ監督には選手も絶大な信頼を寄せている。それは就任当初に指揮官との関係がうまくいっていなかったキリアコス・パパドプロスの言葉からも読み取ることができる。「監督交代が遅すぎた。ティッツ監督となら1年でブンデスリーガ復帰ができるはず。僕自身、最初は監督との間に問題があったけど、彼には最大の敬意を表したい。彼は明確なプランを持った指揮官だ」

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