ドルトムントvsバイエルン、ポジション別戦力比較~GK編~
世界中が注目するドイツ最大の一戦、ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンによる“デア・クラシカー”が11月4日(土)に行われる。勝ち点3差で迎える大一番の行方を占うべく、両チームの戦力をポジション別に分析。“11番勝負”の第1回は両チームの守護神を徹底比較する。
ローマン・ビュルキ(ドルトムント)vs スベン・ウルライヒ(バイエルン)
ローマン・バイデンフェラーから守護神の座を奪って3年余り、今季のビュルキはここまでリーグ最多の5度のクリーンシートを記録している。しかし、ここ数試合のパフォーマンスはチーム同様に芳しくなく、3試合で9失点、シュート阻止率はわずか72%と低調な出来が続いている。
もっとも、ボールタッチ数ではウルライヒの倍以上にあたる553回を記録。これはビュルキが11人目のフィールドプレーヤーとして高い能力を持つことを示している。ここまで11失点を喫しているが、GKに落ち度があったケースはほとんどない。だからこそ、ドルトムントはビュルキと新契約を結んだのだろう。