シュアレ「この成果は特別」
ドルトムントは第11節のバイエルン・ミュンヘンとの「デア・クラシカー」を1-0で制した。今季初黒星を喫したバイエルンは首位から陥落。ドルトムントは3位に浮上した。試合後、先発したアンドレ・シュアレがインタビューに応じた。
——ホームでバイエルン・ミュンヘンに勝利した感想はいかがですか?
シュアレ 格別です! 順位表を見てもこの勝利が自分たちにとって特別に重要だったことが分かります。僕たちにとってあらゆることがまた好ましくなりました。今はウィンターブレーク前にたくさんの勝ち点を稼ぐことに努めなければなりません。
——バイエルン戦での勝利は特別なのでしょうか?
シュアレ もちろんです! 僕たちがドルトムントというチームであり、このホームでの勝利を予定していたとしてもね。この成果は特別です。僕たちがあまり期待されていなかったという状況もありますが、勝利できて本当によかった。
——これでバイエルンとの勝ち点差は3、首位ライプツィヒとの差はになりました。首位争いへの参戦は可能でしょうか?
シュアレ 今はそれほど順位を気にしてはいけないと思います。それよりも自分たちの試合に集中しなければ。また良い流れに乗り、良いプレーをしなければなりません。そうすれば、冬までの長い戦いをやってのけられると思います。
——ドルトムントは今回の結果を期待されていなかったと仰いました。そのような状況でピッチに立つ難しさは?
シュアレ 非常に難しかったです。でも、試合前から苦しむことは分かっていました。そして、その通りだった。僕たちは良い立ち上がりをし、カウンターもうまくできました。でも30分まではバイエルンが優勢で、ボール支配率も上回っていました。僕たちは戦い、毎回ボールを競らないといけなかった。それでも良く守ったと思いますよ。ペナルティーエリア内でも、相手のセンタリングも。今の僕たちはボールを持ってもそれほど何かできるわけではありません。だから、戦わないといけなかったし、それを今回はできたと思います。ピッチ上では真の“男のチーム”になっていたし、それがまさにやりたかったことでした。
——後半からバイエルンのプレッシャーはさらに激しくなりました。
シュアレ 実際はプレッシャーを軽減したかったし、もっと早くに攻撃を仕掛けたかった。前半の終盤はかなり押し込まれ、攻撃へ切り替えることが全然できませんでした。本当はもっと早くに攻撃し、もっと前に人を置きたかったんです。後半開始直後にオバメヤンの惜しいシュートもありました。でも、バイエルンを抑えるのは難しい。それでも一人一人がよく走ったことは良かったし、とても良い気分です。
——特に、マリオ・ゲッツェにとってもそうだったと思います。オバメヤンのゴールをアシストしました。
シュアレ アシストをマークした後、彼が少し解放された様子を見てとることができたでしょう。彼にとって良かったです。彼ができることは毎回の練習で僕たちは見てきました。ようやく楽になったと思います。この勢いに乗らないといけませんね。でも彼がそうできると確信していますし、それは僕たちにとっても、彼にとっても重要なことです。