デュッセルドルフ原口「昇格するチャンスは手の中に」
原口元気は1月末、出場の機会を求めてヘルタ・ベルリンからブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに半年の期限付きで移籍をした。チーム加入2日目にいきなり途中出場を果たすと、翌節のカイザースラウテルン戦では初先発で1得点1アシストの活躍。第21節のザントハウゼン戦では試合中に脳震盪を起こして短期離脱するが、直近3試合では先発に返り咲いている。原口がこれまで出場した6試合でチームは全勝しており、デュッセルドルフでの勝率は100%。また、チームメートの宇佐美貴史が原口加入後に4試合連続ゴールを挙げるなど相乗効果をもたらしている。同選手に新生活やワールドカップへの思い、相棒の宇佐美について話を聞いた。 ※このインタビューは2018年2月28日に行いました
ーーデュッセルドルフでの新生活はいかがですか?
原口 もう慣れたし、ベルリンも良い街だったけど、この街もすでに気に入っていて、生活もサッカーもすごく楽しんでいます。
ーーデュッセルドルフはヨーロッパで3番目に日本人が多く暮らしている街です。それについては?
原口 ベルリンはあまり日本人がいなかったので、静かな生活を楽しんでいました。 日本人が多過ぎると、僕はちょっと人の目を気にするので(笑) でも、デュッセルドルフは日本の食材やレストランがたくさんあるので、すごく便利です。
ーーデュッセルドルフのチームの印象は?
原口 僕が来る前から2部で首位にいたチームでしたし、1部に昇格するという大きな目標を持ったチームなので、その手助けをしたいなと思って来ました。
ーーチームがブンデスリーガに再昇格するのは夢ですか?
原口 そうですね。大きな目標というか、ファンの大きな期待を感じています。今は僕たちの昇格するチャンスは手の中にあるとは思っているので、それを取りこぼさないように、最終節が終わるまでしっかり掴んでいたいなと思います。