シャルケ、リーグ4試合ぶり白星
3月12日、ブンデスリーガ第24節最終日が行われ、内田篤人が所属するシャルケは本拠地で宇佐美貴史のアウクスブルクと対戦し、3ー0で勝利した。内田はベンチ外、宇佐美はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
シャルケ 3ー0 アウクスブルク
試合は立ち上がりから早速動きを見せる。4分、ガイスの蹴った左CKはゴール前のスタフィリディスの足に当たってファーサイドへ。そしてフリーで待っていたブルクスタラーがこれを難なく押し込み、ホームのシャルケが幸先の良いスタートを切った。
序盤はその後もシャルケがボールを保持する展開となったが、アウクスブルクも16分、ボバディアがペナルティーエリア左でケーラーをかわしセンタリングを入れる。しかし中に絞っていたコラジナッチにクリアされ、シュートまで持ち込むことはできなかった。
すると29分、チュポモティングが左サイドで縦に仕掛け、シュミードを振り切りペナルティーエリア内に進入。カチャルの股下にグラウンダーパスを通し、最後はブルクスタラーが右足を合わせ、シャルケのリードは2点に広がる。
シャルケにピンチが訪れたのは31分、ヘーベデスが自陣ゴール前でボバディアを倒してしまいアウクスブルクにPKが与えられる。しかし32分にフェアハークが蹴ったPKを、フェアマンが完璧にセーブ。
アウクスブルクのビッグチャンスを阻止することに成功したシャルケはその2分後、SBのコラジナッチが左サイドを突破しペナルティーエリアに入ったところで、ファーサイドへふわりとしたボールを送る。そして、フリーで待っていたカリジュリがインサイドキックできっちりとネットに沈め、シャルケが前半だけで3点差とした。