12月16日、ケルンに所属する長澤和輝が24歳の誕生日を迎えた。大学からドイツへ渡ってプロサッカー選手となった同選手のこれまでを振り返る。

順風満帆な大学時代

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2010年に専修大学に入学し、サッカー部で1年生からレギュラーとして活躍。2年次には全日本大学サッカー選手権の優勝に貢献し、関東大学1部リーグでは3連覇を達成した。2013年にはユニバーシアード日本代表に選出され、カザン大会で銅メダルを獲得している。

異例の日本人ブンデスリーガー

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2014年1月、当時2部のケルンへ加入。横浜F・マリノスの特別指定選手としてナビスコ・カップに出場歴があるとはいえ、大学から直接ブンデスリーガへ挑戦した異例の選手として注目を集めた。2月9日(第20節パーダーボルン戦)に初出場を果たし、第27節から7試合連続で先発入り。ケルンは2部優勝を果たし、1部昇格を決めた。

長期離脱、1部デビュー

2014/15シーズン前、練習中に左ひざの内側じん帯を損傷し、長期離脱を余儀なくされた。第7節(10月4日)のアイントラハト・フランクフルト戦でようやく1部の舞台に立つも、プレー時間はわずか9分。その後はなかなかベンチ入りができずにいた。しかし第28節のホッフェンハイム戦(4月12日)で初めて先発に名を連ねると、チームメイトの大迫勇也とともに躍動。長澤が絶妙のタイミングで大迫へ出したパスは、ウジャーのゴールへとつながり、残留争いをしていたチームは3-2で接戦を制した。長澤はこの試合から最終節まで7試合連続(先発5試合)で出場している。

試練のとき

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今シーズンは苦しい状況が続いている。リーグでは第16節までにベンチ入りした数が7回、そのうち出場したのは第11節ホッフェンハイム戦(10月31日)の前半45分のみだ。現在、ケルンの攻撃陣が好調でなかなか出場の機会が巡ってこないが、長澤が再びピッチで輝く姿を期待したい。