ドルトムント、トッテナムに快勝 香川は82分から
【試合後のコメント】
欧州リーグ(EL)ラウンド16第1戦は3月10日、欧州各地で行われ、香川真司が所属するドルトムントはトッテナム(イングランド)に3−0で勝った。香川は82分から途中出場した。
ドルトムント 3−0 トッテナム(イングランド)
ドルトムントの最初の好機は6分、右サイドからのボールを中央でロイスがヘッドで戻し、カストロがシュート、しかし滑ってあたり外れとなってしまう。その直後、オバメヤンの見事なパスからのドゥルムのシュートはゴールわずか右を通過する。ここからは敵陣からほとんど出ることもなく攻撃するが、なかなかゴールにつながらない。30分、左サイドのシュメルツァーのクロスはオバメヤンの頭に向かって正確に飛び、オバメヤンが空中戦に勝ってヘディングシュートで先制点を奪った。トッテナムは前半、一度もドルトムントのゴール前でボールに触れることがなかった。ドルトムントが1−0でリードを保ったまま試合を折り返す。
後半最初のチャンスもドルトムントが作り出す。51分、ミキタリヤンからの見事なボールをオバメヤンが折り返しカストロが決めようとボールに触れるが、ここはゴールポストに得点を阻まれる。ドルトムントが一方的に攻め続ける中、61分にはロイスのゴールで追加点を奪う。さらにロイスが70分にも見事な連係プレーからのボールを決めて3−0と相手を突き放す。点差が開いたものの、ドルトムントは攻める姿勢を崩さない。終盤になってようやくトッテナムが攻め上がるが、ドルトムントはしっかりと点差を守って勝ち切り、次週の第2戦に有利な結果を残した。
トーマス・トゥヘル監督(ドルトムント) 特に後半は相手を完全に抑えて自陣に押し込めておくことができた。このようなチームの監督でいられて気分がいい。
マーコ・ロイス(ドルトムント)トッテナムはいつもプレミアリーグに出ている主力の3、4選手を温存してた。でもそれは自分たちには関係ない。きょうは90分通してとてもいい試合ができた。こういう風に試合ができれば、自分たちは敵なしだと思う。