前半戦総括:アイントラハト・フランクフルト
2015/16シーズンのブンデスリーガは折り返し地点に到達した。選手たちは現在、1月22日に開幕する後半戦に向けて英気を養っている。ここで各クラブの前半戦を振り返る。今回は長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトにスポットを当てる。
チーム状況
フランクフルトは第4節終了時点で4位につけていた。特に第3節のシュトゥットガルト戦で4-1、第4節のケルン戦では6-2と大量得点で勝利を収め、うまく波に乗ったかのように思われた。しかし、それも長くは続かなかった。第5節から5試合連続で勝利に見放されると、順位はみるみるうちに13位まで下降。第10節のハノーファー戦でようやく今季3勝目を挙げ、第11節ではバイエルン・ミュンヘンの猛攻をしのいでスコアレスで引き分け、開幕からの連勝していた王者を記録を止めた。
それでも、第13節からさらにスランプに陥って、4連敗を喫する。年内最終戦となったブレーメンとの試合は、通常より攻撃的な布陣で臨み、7試合ぶりの白星を手にした。後半戦で巻き返しを図るとしたら、この試合のように攻撃的に戦うことが必要となってくるだろう。冬季の補強としてすでにマーコ・ファビアンの獲得を発表。ブルーノ・ヒュープナーSDは「マーコは得点力があり、ウィングや中盤でもプレーでき、国際経験も豊富な選手だ」と話す。背番号10はその期待の高さを表している。
トップデータ
- カウンターからのゴールはリーグ最多の7得点MFは平均して7.8本のシュートで1得点を決めており、その決定率はリーグ3位相手チームがオフサイドになった数は65回で、シュトゥットガルトの69回に次いでリーグ2位