バイエルン・ミュンヘンのDFメディ・ベナティアにとって、待ちに待ったウインターブレイクがやって来た。開幕戦のハンブルガーSVとの対戦では今季初ゴールを決めたが、その後は太ももの負傷もあって多くの試合で欠場を強いられた。それでも前半戦の出来を前向きに捉えているベナティアが、当サイトドイツ語版のインタビューに応じ、“史上最強“との呼び声も高い今季バイエルンの実態について、そしてチームメイトのトーマス・ミュラーについても話してくれた。

――ベナティア選手、ウインターブレイクを迎えてホッとしていますか?

ベナティア そうですね。良いタイミングで中断期間に入ったと思います。チームは3日に一度は試合をしている状態でしたからね。負傷者の人数も増えていたので、そういった選手たちも回復に努めることができます。私自身、コンディションさえ良ければ休みなく試合をしたいところですが、けがをしているので、欠場する試合数が少なく済むのは良かったです。

“完璧“ に近づいている

――あなたは、ウディネーゼやASローマなどのクラブでプレーしてきましたが、今季のようなチームの絶好調を経験したことはありましたか?

ベナティア 全くもって初めてですね。2013/14シーズンにはASローマで多くの勝利を収めることができ、勝ち点も90近くでシーズンを終えましたが、今季の前半戦のバイエルンのような絶好調は生まれて初めてです。かなり“完璧“ に近づいていると思います。

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――その絶好調の秘訣はどこにあるのでしょう?

ベナティア われわれはチームとして満足するところを知りません。常にハングリーで、減速することを毛嫌いしています。ただ勝利するだけでなく、できるだけ多くの得点差をつけてファンに喜んでもらえるような試合がしたいと熱望しています。実際にそうして来られたようにね。

――その中で、ネガティブなこともありましたか?

ベナティア メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に敗れたことです。でも相手のホームであるボルシアパークで勝利するのは容易ではありません。ボルシアMGが上位につけているのも偶然ではありませんし。われわれは、あの後すぐに立ち直って次なる連勝記録へのスタートを切ることができました。

――あなた自身の前半戦の出来は、いかがでしたか?

ベナティア チームの出来と同じようにポジティブですよ。筋肉系のけがで欠場もしましたが、個人的には守備面と、そしてセットプレーの部分でとても満足しています。

特別な嗅覚

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ベナティア 彼には度肝を抜かれます。試合中いつでも、居るべきところに居るのです。嗅覚でしょうね。誰も持っていない特別な嗅覚を持っているのだと思います。そして、彼の勝利への信念にも、いつも驚かされます。チャンピオンズリーグであろうが、親善試合であろうが関係なく、常に勝利のために全力を出し切るのです。バイエルンにとって、非常に重要な選手ですよ。前線のパートナーであるロベルト・レバンドフスキとも見事に理解し合っていて、2人を見ると目の保養になります。世界でも3本の指に入るコンビでしょうね。

――2016年は、どのような年になりそうですか?

ベナティア われわれは、できる限り多くの試合で勝利を収めたいと思っています。なるべく少ない失点で抑えてね。そうすれば、また新しい記録が生まれるかも知れません。