(1)マインツ武藤、初ハットトリック

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マインツの武藤嘉紀がアウクスブルクとのアウェー戦でハットトリックを達成。前節に続くゴールで、今季6得点となった。ブンデスリーガの最初の11試合では、香川真司(ドルトムント)の5得点を抜き、日本人選手最多得点。マインツのキャプテン、ニコ・ブンガートは「彼がこのようなプレーをすることは、とても重要なんだ。貴重な選手だよ」と話し、「プレッシャーをかけられているにもかかわらず、最後の場面であれほどクールに決められるなんて、本当にハイレベルだ」とも付け加えている。武藤によると、これがプロとして自身初の1試合3得点。また、ブンデスリーガの日本人選手としては、2006/07シーズンに高原直泰(当時アイントラハト・フランクフルト)が第15節アーヘン戦(3-2)で成し遂げて以来、2人目のハットトリックとなる。それでも、武藤は引き分けとなった結果に満足しておらず、「チームのためにプレーして得点を取り続けられたらと思います」とインタビューで語った。

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武藤MOMに選出

 (2)清武、1得点1アシスト

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ハノーファーに所属する清武弘嗣がハンブルガーSV戦でチームを逆転勝利に導いた。開始わずか6分にハンブルクに先制を許したが、59分にPKを獲得。キッカーを任された清武がこれを確実に決め、同点に追いつく。さらに67分には清武が右サイドからセンタリングを上げ、これをサネが頭で決めて勝ち越した。清武は全得点に絡む活躍で、この試合のMOMに選出されている。第7節まで未勝利だったハノーファーだが、ここ4試合で3勝1敗と調子を上げつつある。

清武MOMに選出

(3)ケルン長澤が今季初出場

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ケルンの長澤和輝がホッフェンハイム戦で大迫勇也とともにスターティングメンバーに名を連ねた。長澤は10月28日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)2回戦で、DFオルコフスキの負傷により急遽先発に選出され、今シーズン初の公式戦出場となった。第11節では前半のみで交代となり、チームは本拠地で0-0の引き分けに終わったが、長澤にとっては前進となったことは間違いない。これで今季ブンデスリーガに登録されている日本人は全選手が出場を果たした。

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(4)バイエルン開幕からの連勝ストップ

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長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトバイエルン・ミュンヘンの連勝をついに止めた。守りを固めたフランクフルトの牙城を崩せず、スコアレスドローに終わり、バイエルンの開幕からの連勝記録は10で終止符。この試合でバイエルンのキャプテン、フィリップ・ラームが約1年ぶりにファウルを犯し、今季1枚目のイエローカードを受けている。

(5)ドルトムント、宿敵シャルケ戦を前に

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香川真司の所属するドルトムントは、マーコ・ロイス(2得点)とヘンリック・ミキタリヤンの得点でブレーメンに3-1で勝利。3連勝となり、次節(11月8日)の宿敵シャルケとのダービーに弾みをつけた。

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(6)ホームで1000失点目

ブレーメンにとっては、ロイスに許した先制点がホームで1000失点目となり、この数字に到達したブンデスリーガ初のチームとなってしまった。ブレーメンの名誉のために補足すると、同チームのブンデスリーガでの試合数はハンブルクに次いで2位の1741試合となっている。

(7)ボルシアMG新監督、記録達成

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メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)のアンドレ・シューベルト監督がブンデスリーガの記録をつくった。昨季、チームを3位に導いたルシアン・ファーブレ監督は開幕から5連敗を喫し、首脳陣の引き留めにもかかわらず9月20日に辞任を発表。翌日、同クラブU-23チームのシューベルト監督がトップチームに昇格した。ラファエルによると、当初は「2軍の監督でスキンヘッド」という情報以外は知らなかったというが、同監督の下、今節はヘルタ・ベルリンを4-1で下して6連勝。これは1986年にシュトゥットガルトを率いたヴィリー・エンテンマン氏の記録と並び、監督就任からの最多連勝である。

(8)得点王争いは小休止

現在13得点で得点ランキングトップを走るロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)とピエールエメリック・オバメヤン(ドルトムント)だが、今節はチャンスがあったにもかかわらず、ともにゴールネットを揺らすことはできなかった。もしかしたら、シーズン最多記録保持者(40得点)のゲルト・ミュラー氏(元バイエルン)の70歳の誕生日(11月3日)を前に、遠慮したのかもしれない。

史上最強のストライカー、ゲルト・ミュラー(動画)

(9)切り札

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またしてもウォルフスブルクのディーター・ヘッキング監督の采配が的中した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)参戦者同士となるレーバークーゼンとの一戦は、1-1で前半を折り返す。ヘッキング監督は残り時間約15分のところで、前線の2選手を交代。すると77分、その途中出場のコンビであるバス・ドストのアシストからユリアン・ドラクスラーが決勝ゴールを挙げ、2-1で接戦を制した。ウォルフスブルクは前節のダルムシュタット戦、DFB杯2回戦のバイエルン戦でも途中出場の選手が得点を決めている。

(10)ステフェンス監督の復帰

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昨季途中でシュトゥットガルトの監督に就任し、チームを残留に導いたフープ・ステフェンス監督が戻ってきた。今回はホッフェンハイムの救世主として、今季終了までの限定で同チームの指揮を執る。この就任は、ケルンにとっては最悪のタイミングとなった。というのも、ケルンは同監督が率いるチーム相手に直近10試合で勝利がなく、今回も引き分けに終わっている。