Summary

  • ブンデスリーガは残り5試合、来季EL出場権はどのクラブに?
  • 5位ヘルタから12位レーバークーゼンまでの現状をチェック

上位4クラブが頭1つ抜け出し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権をほぼ手中に収めた一方で、欧州リーグ(EL)出場権をめぐる争いは終盤までもつれそうな気配が漂っている。原口元気が所属する5位ヘルタ・ベルリンから12位レーバークーゼンまでの勝ち点差はわずか7ポイント。来季、ヨーロッパの舞台に飛び出すのは果たしてどのクラブになるのだろうか。

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【5位:ヘルタ・ベルリン】

勝ち点:43

得点:37

失点:35

今後の対戦相手:ウォルフスブルク(H)、ブレーメン(A)、ライプツィヒ(H)、ダルムシュタット(A)、レーバークーゼン(H)

展望:EL出場権獲得に最も近いのがヘルタであることに変わりはない。今季も多少の波はあるものの、昨季よりも安定した結果を残しており、ここまで常に6位以上をキープしている。得意のホームゲームをまだ3試合残していること、2位ライプツィヒと好調ブレーメン以外はいずれも12位以下のチームが相手であることから、このまま6位以上でフィニッシュする可能性は高い。


【6位:フライブルク】

© gettyimages / Thomas Niedermüller

勝ち点:41

得点:36

失点:51

今後の対戦相手:レーバークーゼン(H)、ダルムシュタット(A)、シャルケ(H)、インゴルシュタット(H)、バイエルン・ミュンヘン(A)

展望:今季の昇格組であり、ビッグプレーヤーは存在しないが、類稀な組織力を武器に勝ち点を積み重ねてきた。ここまで1点差での勝利が10回と、その勝負強さも特筆に値する。最終節にバイエルン戦を残している以外は、いずれも勝ち点3が計算できる相手。特に最下位ダルムシュタット、17位インゴルシュタットとの対戦を控えている点は非常に大きい。


【7位:ケルン】

© gettyimages / Alexander Scheuber

勝ち点:40

得点:42

失点:36

今後の対戦相手:ホッフェンハイム(H)、ドルトムント(A)、ブレーメン(H)、レーバークーゼン(A)、マインツ(H)

展望:向こう3試合は3位ホッフェンハイム、4位ドルトムント、直近9試合を7勝2分けのブレーメンと厳しい対戦の連続。さらに第33節はレーバークーゼンとの近隣ダービーもこなさなければならない。もともと本拠地でのゲームを得意としており、今季も開幕からホームで10戦無敗だったが、本拠地での直近4試合は2勝2敗。ここ数カ月は調子に陰りが出てきている。


【8位:ブレーメン】

© imago

勝ち点:39

得点:46

失点:49

今後の対戦相手:インゴルシュタット(A)、ヘルタ・ベルリン(H)、ケルン(A)、ホッフェンハイム(H)、ドルトムント(A)

展望:後半戦に限れば、ホッフェンハイム、ドルトムントとともに、バイエルンに次いで多くの勝ち点を稼いでいる。一時は残留争いに巻き込まれていたものの、ここ9試合で7勝2分けの好成績を残し、一気に順位を浮上させた。インゴルシュタット以外はすべて上位クラブとの対戦になるが、今の調子をキープすることができれば、大逆転でのEL出場権獲得も夢ではない。


【9位:メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)】

© gettyimages / Alex Grimm

勝ち点:39

得点:37

失点:41

今後の対戦相手:ドルトムント(H)、マインツ(A)、アウクスブルク(H)、ウォルフスブルク(A)、ダルムシュタット(H)

展望:後半戦の勝ち点は22ポイントでリーグ5番目の好成績。次節は強豪ドルトムントと対戦するが、相手が敵地でのCLから中2日で試合に臨むことを考慮すれば、ボルシアMGにもチャンスはある。そして、その後の4試合の相手はすべて二桁順位のクラブばかり。よほどのミスをしない限り、ある程度のポイントは稼げるはずだ。


【10位:アイントラハト・フランクフルト】

© imago / Eibner

勝ち点:38

得点:29

失点:33

今後の対戦相手:アウクスブルク(H)、ホッフェンハイム(A)、ウォルフスブルク(H)、マインツ(A)、ライプツィヒ(H)

展望:ニコ・コバチ監督は開幕から多国籍集団をうまくまとめ、一時は3位と近年希に見る素晴らしい前半戦を過ごしていた。ところが第19節のダルムシュタット戦勝利を最後に、3分け7敗と10試合未勝利。EL出場権のためには早急にかつてのリズムを取り戻さなければならないが……。


【11位:シャルケ】

© gettyimages

勝ち点:37

得点:38

失点:34

今後の対戦相手:ライプツィヒ(H)、レーバークーゼン(A)、フライブルク(A)、ハンブルガーSV(H)、インゴルシュタット(A)

展望:今季はマークス・ワインツィアル監督とクリスティアン・ハイデルSDの下で新たなスタートを切ったが、一桁順位に上がったのはたった4回(8位2回、9位2回)となかなか安定した戦いを披露できずにいる。向こう5試合の相手を見ると、ライプツィヒ以外は本来決して難しい相手ではない。ただし、前節は断トツ最下位のダルムシュタットに黒星を喫しており、全く結果が読めないのが現状だ。


【12位:レーバークーゼン】

© gettyimages / Maja Hitij

勝ち点:36

得点:42

失点:44

今後の対戦相手:フライブルク(A)、シャルケ(H)、インゴルシュタット(A)、ケルン(H)、ヘルタ・ベルリン(A)

展望:今季はCLに出場していたチームも、リーグ戦での順位はここまで6位が最高。理論上は自力でのEL出場権獲得も不可能ではないが、直近8試合で1勝3分け4敗と状況はかなり苦しい。ロガー・シュミット監督からタイフン・コルクート監督へバトンが渡されても、改善の兆しはなかなか見られない。