26/04 6:30 午後
27/04 1:30 午後
27/04 1:30 午後
27/04 1:30 午後
27/04 1:30 午後
27/04 4:30 午後
28/04 1:30 午後
28/04 3:30 午後
28/04 5:30 午後
今季初勝利を挙げた第4節レーバークーゼン戦を終え、ボアテング(右)は内田とがっちり握手
今季初勝利を挙げた第4節レーバークーゼン戦を終え、ボアテング(右)は内田とがっちり握手

「もっと向上できる」ボアテング

xwhatsappmailcopy-link

シャルケ新MF 第4節レーバークーゼン戦インタビュー

【ゲルゼンキルヘン発・bundesliga.de編集部】 シャルケ合流からはまだたったの2日。しかし初試合で勝利を手にし、新加入選手は、チームの駆動力および安定力としてすぐにピッチ上でその存在感を示した。第4節レーバークーゼン戦の2-0で、勝利の大きな原動力となったのである。試合後、26歳の若者は控え目にインタビューに答えた。

この試合の試合記事へ
内田の試合後インタビューへ

――なんという再デビューだったのでしょう! ファンはもう最初から、一つひとつのパスに喝采を浴びせていました。自分でもそれに気づきました?

ボアテング ええ、何となくね。ファンが僕をこんな風に受け入れてくれて、すごく感謝しています。きょうは単純にベストを尽くすように務めました。でもまだチームメートにもここの戦い方にも慣れていないし、もっともっと向上はできる。まずはチームと練習して、やらなきゃならないこともたくさんある。でも全体的に、きょうはレーバークーゼンに対して上手く戦えたと思います。

――シャルケでの初試合をどう感じました?

ボアテング 最高だった! ものすごく幸せです。素晴らしいチームパフォーマンスだったし、僕自身のパフォーマンスも初めての試合にしてはまずまずだったと思う。試合に入っていってチームを助け、まとめようとトライしました。僕たちは若いチームで、まだ多くのことを学べる。でもレーバークーゼンには僕らが強いチームだということを示したし、最後には2-0で勝ちました。

――ここシャルケで、そしてチーム内で足場を固めるのは簡単でしたか?

ボアテング 新しいクラブにやって来てたったの1回練習しただけでは、決して簡単にはいきませんよ。でもチームは僕を快く迎え入れてくれた。そして監督も。僕にとっては、いきなりの先発入りは少し驚きでしたよ。それは監督やクラブが僕を信頼してくれている証だから。彼らは僕をリーダーとして扱ってくれたんです。僕はいいプレーをしてみんなを助けるだけです。

――ユリアン・ドラクスラーと右サイドで調和したプレーをみせていましたが。

ボアテング そうですね、ユリアンそしてジェファーソン・ファルファンともうまくやれました。中盤で3人全員がお互いにすごくよく合わせられた。2人に試合前、ポジションを変えつつフレキシブルにプレーしようって言ったんです。大事なのは、戻るときに3つすべてのポジションをきちんとふさぐことです。それを僕らは非常にうまくやった。

――イタリアのスタジアムでは、めったにドイツのように感情的になりませんよね。シャルケの雰囲気をどのように受け止めました?

ボアテング ものすごかったです! 金曜日、シャルケファンがポジティブな意味でどれだけクレイジーかって想像してるかを話したけど、ファンはレーバークーゼン戦でそれを証明したね。最高の雰囲気だった。想像したとおりでしたよ。

――ACミランで非常に快適に感じているという印象がありましたが、シャルケ移籍の決め手はいったい何だったんでしょう?

ボアテング 自分でシャルケに行きたいと言ったんです。そしてシャルケにやってきた。サッカーとプライベートと、両方による決断だった。試合はイタリアと違って、明らかに速いです。それに僕の幼い息子はドイツで暮らしている。すべての条件が合ったから。

――あなたの昔の所属チームのユルゲン・クロップ監督もすごく移籍を驚いていました。彼のSMS(携帯電話のショートメッセージ)に返信はしましたか?(※編集部注・クロップ監督はボアテングの移籍を聞いて驚き、本人に「なぜシャルケ?」とSMSを送ったことを明かしている)

ボアテング (笑)いや、まだ返信してません。移籍が発表になってから、ものすごく多くのSMSをもらったし。まだ誰にも返事は送っていません。

――それでは、シャルケでの次の目標は? もうすぐCLのグループリーグが始まりますが。

ボアテング 今はCLについてはまったく考えていません。まだ何試合かリーグ戦があるし、一試合一試合様子を見ていかなくてはなりません。何かしらの目標を口にする時ではないし、ただ一つ分別のある目標があるとすれば、毎試合勝ち点3を獲得すること。僕の目標は常に、次の試合に勝つことです。

聞き手 ディートマー・ノールテ(Dietmar Nolte)