Summary

  • シュトゥットガルトユース出身選手でドリームチームを作成
  • 多くの選手が各国のビッグクラブへと飛躍
  • 前線は現役ドイツ代表の強力2トップが完成

世界的な自動車生産メーカーのメルセデス・ベンツやポルシェの本拠地であり、ワインの生産地としても有名なシュトゥットガルトは、優れたサッカー選手を輩出するユースアカデミーがある町としても知られている。トップレベルで活躍するシュトゥットガルトのユースアカデミー出身選手は数知れず。同ユースアカデミー出身の選手で編成したドリームチームを紹介する。

【ゴールキーパー】

ベルント・レノ(レーバークーゼン

2012年1月にシュトゥットガルトからレーバークーゼンへ移籍して以来、チームの正GKとして活躍している。ブンデスリーガで200試合以上に出場し、ドイツ代表としても6試合に出場。2017年のコンフェデレーションズカップでは優勝を経験した。

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【ディフェンダー】

ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン

2013年にシュトゥットガルトから当時2部のライプツィヒへ移籍。そこで2シーズン経験を積み、2015年夏にバイエルンへ加入した。バイエルンではすでにブンデスリーガ優勝2回、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝1回を経験し、ドイツ代表でも不動のレギュラーに定着。2017年のコンフェデレーションズカップでは優勝を成し遂げた。元々はMFだが、クラブでも代表でも右サイドバックとしてワールドクラスの活躍を披露。そのプレースタイルは昨季限りで引退したフィリップ・ラームを彷彿させる。

ザーダール・タスキ(スパルタク・モスクワ/ロシア)

シュトゥットガルトのユースアカデミーからトップチームに昇格し、2006/07シーズンにはブンデスリーガ優勝も経験。2013年にロシアのスパルタク・モスクワへ移籍し、2015/16シーズンの後半には短期間ながら期限付き移籍でバイエルンに加入。ブンデスリーガとDFB杯優勝を経験した。2016/17シーズンは復帰したスパルタク・モスクワでリーグ優勝に貢献した。

アントニオ・リュディガー(チェルシー/イングランド)

2011年にドルトムントユースからシュトゥットガルトのユースに移籍。セカンドチームを経て2012年にトップチームでデビューを飾った。2015年にイタリアのローマへ期限付き移籍し、翌シーズンに完全移籍。2017年夏にはイングランドに新天地を求め、チェルシー加入を果たした。ドイツ代表ではケガのため2016年の欧州選手権は出場できなかったが、2017年のコンフェデレーションズカップでは1試合を除くすべての試合に先発して優勝に貢献した。

ジェレミー・トーリヤン(ドルトムント

16歳だった2011年にシュトゥットガルトからホッフェンハイムへ移籍。2013年にトップチームデビューを果たし、2017年夏までに公式戦60試合に出場した。2016年のリオ五輪では銀メダルを獲得し、2017年夏にはUー21欧州選手権で優勝。今季開幕前にドルトムントへ引き抜かれた。

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【ミッドフィールダー】

ダニエル・ディダビ(ウォルフスブルク

2009年にシュトゥットガルトでトップチーム昇格を果たし、ケガに苦しみながらもブンデスリーガ110試合以上に出場。2011/12シーズンのニュルンベルクへの期限付き移籍を経て、2016年夏にウォルフスブルクに完全移籍。思考スピードが速い司令塔として、ここまでブンデスリーガ通算36得点19アシストを記録している。Uー16から年代別のドイツ代表にも選出されてきた。

ゼバスティアン・ルディ(バイエルン・ミュンヘン)

トーリアンと同様、シュトゥットガルトからホッフェンハイムへ移籍し、ホッフェンハイムでは公式戦212試合に出場。4位へ躍進した昨季はチームのキャプテンを務めていた。2017年夏のコンフェデレーションズカップでは代えの効かないMFとしてドイツ代表の優勝に貢献。今季は新天地バイエルンに移り、リーグ開幕前のスーパーカップで自身初のクラブタイトルを獲得した。

サミ・ケディラ(ユベントス/イタリア)

シュトゥットガルトのユースアカデミー出身選手の中でも、最も多くのタイトルを獲得した選手の一人。2006/07シーズンにシュトゥットガルトでブンデスリーガ優勝を果たすと、2010年に加入したレアル・マドリード(スペイン)では5年間の在籍でリーガ、国王杯、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の優勝を経験した。2015年に加入したユベントス(イタリア)でもセリエAとイタリア杯で連覇を達成。2014年のブラジル・ワールドカップではドイツ代表の中心選手だった。

セルジュ・ニャブリ(ホッフェンハイム

16歳の時にシュトゥットガルトのユースを飛び出してアーセナルへ移籍。イングランドではすべてが順調だったわけではないが、2016年夏にブレーメンに加入すると、失った時間を取り返すかのように活躍している。2016年にはリオ五輪の銀メダリストとなり、2017年夏に開催されたUー21欧州選手権では優勝を経験。その後、バイエルンへ引き抜かれたが、現在は期限付き移籍先のホッフェンハイムで経験を積んでいる。

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【フォワード】

ティモ・ウェアナー(ライプツィヒ

2013年にシュトゥットガルトでブンデスリーガデビューを果たして以来、後ろを振り返ることなく前進を続けている。クラブが降格した2016年夏にライプツィヒに加入すると、2016/17シーズンはドイツ人選手最多の21ゴールをマーク。その勢いのまま代表にも定着し、コンフェデレーションズカップ優勝に貢献した。キミッヒがラームの穴を埋めたように、ウェアナーはワールドカップ通算16得点を記録したミロスラフ・クローゼの後継者として活躍を続けている。

マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)

ブンデスリーガで通算150得点以上を挙げている“スーパーマリオ”は、3回のブンデスリーガ優勝に加え、バイエルン時代にはCL制覇も経験している。ドイツのみならずイタリアやトルコでも活躍し、2016/17シーズンにブンデスリーガに復帰。低迷していたウォルフスブルクで孤軍奮闘してチームのブンデスリーガ残留に貢献した。この冬には約8年半ぶりの古巣復帰が実現。ブンデスリーガで通算150得点以上を挙げているゴメスにとって32歳という年齢は単なる数字に過ぎない。

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