Summary

  • ブンデスリーガ第13節、ドルトムントとシャルケのルールダービー開催
  • ブンデスリーガでの対戦は今回で91回目
  • 通算対戦成績はドルトムントの32勝28分け30敗

ドイツで最もエキサイティングな一戦、“ダービーの母”とも呼ばれるルールダービーが11月25日にジグナル・イドゥナ・パークで行われる。公式戦151戦目、ブンデスリーガ91戦目となるドルトムントシャルケの直接対決は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

90年以上も続くライバル関係はシャルケ優勢でスタート

ドルトムントとシャルケが初めて相まみえたのは90年以上も前の1925年5月のこと。ルール地方の大会で初めて顔を合わせ、その時はシャルケが4ー2で勝利した。初対決からしばらくはシャルケ優勢の時代が続き、ドルトムントはシャルケ戦の初勝利を1943年11月まで待たねばならなかった。両チームはこの間、4つの親善試合を含む21試合を戦っているが、そのうち20試合はシャルケに軍配が上がった。当時のシャルケは押しも押されもせぬドイツサッカー界のトップクラブで、ドイツ王者にも6度輝いている。

公式戦の通算対戦成績でもシャルケが58勝41分け51敗と勝ち越しているが、シャルケがライバルをリードしていたのはもっぱら初期の頃。ドルトムントの初勝利を境に両者の力関係は逆転し、1943年以降に限ればドルトムントの51勝に対してシャルケは38勝にとどまる。

戦後は当時のルール地方で最高峰だった「オーバーリーガ西地区」で火花を散らし、ケルンらとともにドイツ国内選手権の出場権を争っていた。その中でドルトムントは1956年、57年、63年とドイツ王者に3度輝いているが、一方のシャルケが頂点に立ったのは1958年の一度だけだ。

ドルトムントで活躍した故ローター・エメリッヒ氏はシャルケ戦のクラブ最多得点記録(11得点)を持つ

ブンデスリーガ創設、ドイツ中が燃えるダービーの誕生

1963年にブンデスリーガが創設されると“ルールダービー”はドイツ中の注目を集めるカードとなった。ブンデスリーガでの初対決こそシャルケが1ー0で制したが、その後はドルトムントが8連勝。連勝中は一方的な試合も多く、ドルトムントが7ー0で大勝した1966年2月のゲームは数あるダービーマッチの中でも最も点差が開いた一戦として歴史に刻まれている。

その後の9試合はシャルケが6勝3分けとリベンジを果たしたが、1978年から83年にかけて立場は再び逆転し、ドルトムントが5勝2分けで乗り切っている。そして1999年からの5年間はシャルケが盛り返し、ドイツサッカー連盟カップ、リーガポカールを含めてドルトムント相手に14試合連続で無敗を守った。

両者譲らず3戦連続ドロー中…今度こそ決着の時!

54年のブンデスリーガの歴史の中で両者が激突したのは90回。対戦成績はドルトムントが32勝28分け30敗(139得点・126失点)とわずかに勝ち越している。現在は両チーム譲らず3戦連続で引き分け。過去には2002年2月から03年8月まで4戦連続ドローがあったが、ドルトムント、シャルケともにそろそろ決着をつけたいと思っているはずだ。

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