マインツに新加入した武藤(左)とバイスター(右)シュミット監督はそのスピードに因んで「ロケット」と期待を寄せる - © © imago
マインツに新加入した武藤(左)とバイスター(右)シュミット監督はそのスピードに因んで「ロケット」と期待を寄せる - © © imago
ブンデスリーガ

補強動向を読み解く(1):マインツ

ブンデスリーガのシーズンオフ、選手たちは1年の疲れを癒し、新シーズンに向けて英気を養ったが、各クラブの強化部門は来たる新シーズンに向けて、選手の獲得や放出など忙しく動き続けていた。ここでは、ほぼ固まりつつある各クラブの補強リストを眺めながら、2015/2016シーズンの展望に触れてみよう。第1回は日本代表の武藤嘉紀が加入したマインツから。

【昨季の総括】
スポーツディレクターのクリスティアン・ハイデル氏は、昨季、冬の中断期間に、前半戦の成績不振からの脱却を睨んで監督交代の判断を下した。当時U23チームを指揮していたマーティン・シュミット監督がトップチームへ格上げされ1部残留を果たしただけでなく、一時は欧州リーグの出場権へも届きそうな所までチームを引き上げた。そのシュミット監督が今季引き続き、チームを率いる。

【さらなる補強の必要性】
ハイデル氏とシュミット監督は、勢力的に選手を探し続けている。ニコルチェ・ノベスキが抜けたセンターバックの穴を埋めなければならない他、岡崎の代わりとなるセンターFWの獲得も必要だ。ハイデル氏は新戦力の獲得において「われわれはもう若手選手を養成するためのクラブではない。プロ選手がその能力を高めるためのクラブだ」と、明確な狙いを示した。