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注目選手クローズアップ:最終節で“見納め”の3人

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2019/20シーズンのブンデスリーガも6月27日にいよいよ最終節を迎える。そしてこのゲームを最後に、現所属クラブを去っていく選手たちがいる。その中からティモ・ヴェルナー、マリオ・ゲッツェ、クラウディオ・ピサーロの3名を紹介する。

ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
10代の頃にシュトゥットガルトで頭角を現したヴェルナーは、2016/17シーズンからライプツィヒでプレー。一瞬で相手を置き去りにするスプリントやリーグ屈指の得点力を武器にエースを担ってきたが、今年7月にチェルシーへ移籍することが決まった。

ブンデスリーガを彩ってきた24歳のドイツ代表FWにとって、最終節のアウクスブルク戦は文字通り惜別の一戦となる。ここまで得点ランキング2位の26ゴールを叩き出しているヴェルナーが、最後にどんなパフォーマンスを見せるか。新天地のイングランドからも熱い視線が注がれそうだ。

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マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
契約満了により、今シーズン限りでのドルトムント退団が決まっている。一時はバイエルンでプレーしていたが、ユース時代から長らく纏ってきた「黒と黄」のユニフォーム姿が見られるのは、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでのホッフェンハイム戦がラストとなる。

しかし、残念ながらピッチに立つ可能性は低そうだ。6月初旬に第一子を出産した妻をサポートすべく離脱していたゲッツェは、DFLの衛生管理要件を満たせず、トレーニングに復帰できずにいた。ただ、ホーム最終戦のキックオフ前に催すことが通例となっている退団セレモニーでその姿が見られるだろう。

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クラウディオ・ピサーロ(ブレーメン)
20世紀にドイツへとやってきたストライカーの冒険がついに終焉を迎える。通算489試合出場はブンデスリーガの外国人最多レコードで、通算197得点は同2位の偉大な記録。公式戦153得点というブレーメンのクラブレコードも保持し、二度にわたって在籍したバイエルンでもファンに愛される活躍を見せた。

最終節のケルン戦はチームの1部残留を懸けた大一番であり、今シーズン限りでの引退を表明している41歳のピサーロにとっては現役最終戦となる可能性がある。リーグ史に刻まれるレジェンドは、最後に何を見せてくれるだろうか。

文=遠藤孝輔

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