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第32節の注目カード(1):ブレーメン対バイエルン・ミュンヘン

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6月16日に行われるブンデスリーガ第32節で、大迫勇也が所属するブレーメンはホームでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。両チームの状況と予想ラインナップをまとめた。

2位ドルトムントと勝ち点7差で首位に立つバイエルンは、今節勝利すれば史上初のブンデスリーガ8連覇が決定する。今季は序盤戦でつまずいたものの、指揮官交代(ニコ・コヴァチ→ハンジ・フリック)の荒療治が功を奏して復調。昨年12月以降は17試合で16勝1分け、目下10連勝中と盤石の戦いを続けている。

チーム総得点35のブレーメンに対し、バイエルンはエースのロベルト・レヴァンドフスキが一人で30ゴールを記録。第31節終了時点でブンデスリーガ記録の総得点92を叩き出しており、直近5試合だけを見ても大量17ゴールを挙げている。さらに、ブレーメンに対しては現在公式戦21連勝中。過去10年以上も負けておらず、前回対戦でもミロト・ラシツァに先制点を奪われながら、終わってみれば6ー1の大勝を飾っている。

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対するブレーメンは前節、生き残りを懸けた最下位パーダーボルンとの直接対決を制し、残留へ向けて大きな1勝を挙げた。得点源の大迫に昨年11月以来となるゴールが生まれたこと、大量5得点を奪えたことはシーズン最終盤の戦いに向けて明るい材料と言えるだろう。

ただし、今季は本拠地ヴェーザーシュタディオンでの戦績が振るわず、ここまでクラブワースト記録となるホーム13戦未勝利(3分け10敗)。アウクスブルクに競り勝った第3節を最後にホームでの勝利に見放されている。ブレーメンが目の前での優勝決定を阻止するためには、様々なジンクスを打ち破る必要がありそうだ。

【予想ラインナップ】
ブレーメン(3ー1ー4ー2)
パブレンカ;ヴェリコヴィッチ、フォクト、モイサンデル;M・エゲシュタイン;ゲブレセラシェ、クラーセン、ラシツァ、アウグスティンソン;大迫、サージェント

バイエルン・ミュンヘン(4ー2ー1ー3)
ノイアー;パヴァール、ボアテング、アラバ、デイヴィス;キミッヒ、ゴレツカ;ミュラー;ニャブリ、レヴァンドフスキ、コマン