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第31節の注目カード(2):パーダーボルン対ブレーメン

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6月13日に行われるブンデスリーガ第31節で、大迫勇也が所属するブレーメンは敵地でパーダーボルンと対戦する。両チームの状況と予想ラインナップをまとめた。

ともに自動降格圏に位置する両チームの直接対決は、文字どおりブンデスリーガへの生き残りを懸けた大一番となる。勝ち点20で最下位に沈むパーダーボルンは現在リーグ戦11試合未勝利と長いトンネルから抜け出せずにいる。仮に今節ブレーメンに敗れ、16位のフォルトゥナ・デュッセルドルフが勝利すると、3試合を残しての2部降格が決定。残留の可能性を残すためにも勝ち点3の獲得が必須となる。

対するブレーメンは現在勝ち点25。リーグ再開後の4試合で勝ち点7を稼いで息を吹き返したかに見えたが、その後はホームで2連敗を喫し、降格圏脱出のチャンスをフイにしてしまった。とはいえ、16位デュッセルドルフとの勝ち点差は「3」、15位マインツとの勝ち点差は「6」とはるかに良い状況にあり、今節勝利すれば残留への道が開けてくる。

パーダーボルンは33得点、62失点(ともにリーグワースト2位)、ブレーメンも30得点、63失点(ともにリーグワースト)と「点が取れない、守り切れない」という共通の課題を抱えており、いつも以上に「1点の重み」が出てくるゲームになることは間違いない。

パーダーボルンはチーム得点王のデニス・スルベニー、ブレーメンは再開後の3得点すべてに絡んでいるレオナルド・ビッテンコートや後半戦初ゴールが待たれる大迫らが勝利のキーマンとなりそうだ。

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【予想ラインナップ】
パーダーボルン(4ー4ー2)
ツィンガール;ヤンス、シュトローディーク、ジャズラ、コリンズ;プレーガー、フリズヨンソン、ヴァジリアディス、アントウィアジェ;スルベニー、ミシェル

ブレーメン(4ー3ー3)
パブレンカ;ゲブレセラシェ、ヴェリコヴィッチ、モイサンデル、アウグスティンソン;M・エゲシュタイン、フォクト、クラーセン;ビッテンコート、サージェント、大迫