第29節の注目カード（2）：シャルケ対ブレーメン
5月30日に行われるブンデスリーガ第29節で、大迫勇也が所属するブレーメンは敵地でシャルケと対戦する。両チームの状況と予想ラインナップをまとめた。
シャルケはブンデスリーガ再開後の3試合で3連敗を喫し、リーグ中断前と合わせて10試合勝ち星なしという苦しい状況が続いている（4分け6敗）。順位こそ一桁をキープしているが、上位陣との差は大きく開いてしまった。
対するブレーメンも長らく自動降格圏に低迷しているが、直近2試合で勝ち点4を獲得。残留に向けてチーム状態は着実に上向いている。しかもシャルケとのアウェーゲームは相性が良く、ブンデスリーガとDFB杯を合わせて現在3連勝中。通算成績でも101回の対戦で43勝20分け38敗と勝ち越している。
2020年に入って以降、シャルケは11試合で5ゴール、ブレーメンも10試合で6ゴールと互いに得点力不足に陥っているが、特にシャルケはスアト・セルダル（7得点）、アミーヌ・アリ（6得点）、ベニト・ラマン（4得点）とチーム総得点の半数を挙げている3人がいずれも負傷欠場予定。デイヴィッド・ワグナー監督はメンバー構成でも頭を悩まされている。
シャルケにとってのプラス材料は、ブレーメン戦9試合で通算6ゴール、前回の対戦でもゴールを挙げているミヒャエル・グレゴリッチュの存在だろう。一方のブレーメンは直近4試合で3つのゴールに絡んでいる（1ゴール2アシスト）レオナルド・ビッテンコートがキーマン。離脱していたケヴィン・フォクトが最終ラインに復帰することも朗報だろう。
【予想ラインナップ】
シャルケ（3ー4ー3）
シューベルト；カバク、サネ、ナスタシッチ；ケニー、マッケニー、シェプフ、オチプカ；カリジュリ、ブルクシュタラー、マトンド
ブレーメン（3ー4ー3）
パブレンカ；グロース、フォクト、モイサンデル；ゲブレセラシェ、M・エゲシュタイン、クラーセン、フリードル；ビッテンコート（大迫）、ゼルケ、ラシツァ
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