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注目の日本人対決

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3月4日開催のDFB杯準々決勝で、長谷部誠、鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトと、大迫勇也が所属するブレーメンが対戦する。日本のファンにとっては日本人対決の実現が期待される一戦だ。

本来なら3月1日のブンデスリーガ第24節の対決が“前哨戦”となるはずだったが、ヨーロッパリーグ(EL)の日程変更によって“日本人対決2連戦”は実現しなかった。とはいえ、カップ戦の4強を懸けた一戦に日本人選手3人が絡む可能性があるという点で、日本のファンにとっての注目度は高い。

アウェー戦に臨むブレーメンは、目下リーグ戦5連敗中の17位と危機に直面している。特に得点力不足は深刻で、後半戦の6試合で得点はわずか「2」。しかもその2点も相手のオウンゴールによるものだ。2020年に入ってからブンデスリーガで一度もネットを揺らせずにいるミロト・ラシツァ、大迫勇也、冬の新戦力デイヴィー・ゼルケら攻撃陣には批判の声が上がっている。

3ー4ー2ー1の1トップ、もしくは2シャドーの一角で先発が予想される大迫には、長谷部擁するフランクフルト守備陣の壁を乗り越え、昨年11月23日のシャルケ戦以来となるゴールが求められる。ここにきて3試合連続先発出場と好転し始めた自身の立場を確実なものとするために、降格の危機に直面するチームを救うために、ゴールが必要なことは本人が誰よりも理解しているはずだ。

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対するフランクフルトにも“一発”が待望される日本人がいる。ELのザルツブルク戦でハットトリックを達成するなど、欧州カップ戦で鮮烈なパフォーマンスを見せている鎌田だ。7試合6得点というELでの活躍が嘘のように、ブンデスリーガでは開幕から18試合連続で得点がない。確かなテクニックとプレースキックで存在感は示しているだけに、足りないのはゴールだけだ。

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両チームの守備に目を向けると、直近のリーグ戦2試合で計6失点と綻びが生じているフランクフルトに対し、ブレーメンも5試合連続複数失点と、互いに盤石とは言いがたい状況。鎌田や大迫に待望のゴールが生まれる可能性は小さくない。守備的MFでの先発が有力視される長谷部が、長所も短所も知り尽くす大迫をいかに封じるかも、勝負を分けるポイントになる。

今回の試合はシーズン終盤戦に向けて弾みをつけるという意味で、どちらも勝利を収めたいところ。特にリーグ戦5連敗の泥沼から抜け出さなければならないブレーメンはよりプレッシャーが大きいだろう。

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