フランクフルトが3発、ブレーメンとの日本人対決に勝利
延期されていたブンデスリーガ第24節の1試合が6月3日に行われ、大迫勇也が所属するブレーメンは本拠で長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトと対戦し、0ー3で敗れた。日本人選手は3人全員が先発し、大迫は76分に、鎌田は77分にそれぞれ途中交代。アジア人最多出場記録に並んだ長谷部はフル出場を果たした。
ブレーメン 0ー3 アイントラハト・フランクフルト
35分、フランクフルト側ペナルティーエリア内でクラーセンとアブラハムが競り合い、ボールはアブラハムの手に当たる。ここでVARが用いられ数分間の中断となるも、クラーセンがオフサイドポジションにいたことが分かり、ブレーメンにPKは与えられずフランクフルトの間接フリーキックに。
エンドが換わって61分、大迫に入った縦パスを長谷部が奪うと、左サイドのコスティッチへとつながり、そこからのセンタリングにシルバがヘディングシュート。これがネットを揺らし、フランクフルトが先制に成功する。
さらに81分、右CKをニアサイドのドストが頭で流し、途中出場したばかりのイルザンカーが右足で流し込んで追加点。90分にもセットプレーのチャンスから再びイルザンカーがゴールを決め、リードを3点に広げた。
このまま逃げ切ったフランクフルトが今年1月以来の連勝を飾り、長谷部のアジア人最多出場タイ記録（308試合）に花を添えた。
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【得点】
0ー1 61分 シルバ（フランクフルト）
0ー2 81分 イルザンカー（フランクフルト）
0ー3 90分 イルザンカー（フランクフルト）
【ラインナップ】
ブレーメン（3ー4ー3）
パブレンカ；ヴェリコヴィッチ、フォクト（83分 ヴォルテマデ）、モイサンデル；ゲブレセラシ、M・エゲシュタイン、クラーセン、フリードル（76分 アウグスティンソン）；バルテルス（61分 ラシツァ）、ゼルケ（61分 サージェント）、大迫（76分 ビッテンコート）
アイントラハト・フランクフルト（3ー4ー2ー1）
トラップ；アブラハム、長谷部、ヒンターエッガー；トゥーレ、コール、ローデ（81分 イルザンカー）、コスティッチ；ガチノヴィッチ（88分 デグズマン）、鎌田（77分 ソウ）；シルバ（77分 ドスト）
