ハノーファー今季2勝目、キールとの接戦制す
ブンデスリーガ2部第7節初日が9月20日に行われ、原口元気が所属するハノーファーは敵地でキールと対戦し、2ー1で勝利した。原口は今季2度目のフル出場を果たした。
キール 1ー2 ハノーファー
32分、ペナルティーエリア左から原口がふわりとしたセンタリングを入れるも、ゴール前へ入ってきたステンデラのヘディングシュートは枠を越えてしまう。
続く34分にも原口の絶妙のスルーパスで抜け出したトイヒャートが決定機を迎えたが、ここはGKゲリオスの左足に阻まれた。
すると43分、左からアルボルノスがクロスを放り込み、ゴール前のヴァールに当たって浮いたボールをドゥクシュが頭でゴール。ついにハノーファーが均衡を破る。
後半に入り52分には、右のドゥクシュが逆サイドへ大きく展開。これを受けたトイヒャートがDFを外して右足を振り抜くと、ボールはニアサイド側のネットに突き刺さり、ハノーファーのリードは2点に広がる。
ところが63分、ハノーファーのビルドアップミスを奪って素早く縦へ運び、左からアタンガが柔らかいセンタリング。最後はイ・ジェソンがヘディングで合わせ、キールが1点差に詰め寄る。
しかし反撃もここまで。逃げ切りに成功したハノーファーが、第3節ヴィースバーデン戦以来4試合ぶりの白星を獲得した。
【得点】
0ー1 43分 ドゥクシュ(ハノーファー)
0ー2 52分 トイヒャート(ハノーファー)
1ー2 63分 イ・ジェソン(キール)
【ラインナップ】
キール(4ー3ー3)
ゲリオス;トドロヴィッチ、シュミット、ヴァール、ファンデンベルク;ミューリング、メッファート、エズジャン(64分 ケリフィ);イ・ジェソン、イヨハ(46分 セッラ)、バク(53分 アタンガ)
ハノーファー(4ー2ー3ー1)
ツィーラー;コルプ、フランケ、フェリペ(18分 エレス)、アルボルノス;アオゴ、プリプ;トイヒャート(82分 ホルン)、ステンデラ(70分 バカロルツ)、原口;ドゥクシュ