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後半戦開幕直前、チームチェック(3)

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年末のオフ期間も終了し、ブンデスリーガクラブの多くは現在、国外で合宿を行っている最中だ。2019/20シーズン後半戦開幕を来週末に控え、本稿では全18クラブの様子を伝えていく。最終回は前半戦13~18位のチームを紹介する。

【13位:アイントラハト・フランクフルト

<注目データ>
・昨シーズンの欧州リーグ(EL)で準決勝まで勝ち進み、今季も同予選2回戦から出場しているため、2019年のフランクフルトは公式戦56試合を戦った。
・今季獲得した18ポイントのうち15ポイントを、本拠で手にしている。

<注目選手:マルティン・ヒンターエッガー>
フランクフルトの3バックの一角を務め、DF登録選手ではここまでリーグ最多の6ゴールを決めている。また、昨季に続いて今シーズンもフル稼働。すでに今季は公式戦27試合に出場。

<後半戦最初の3試合>
第18節ホッフェンハイム(A)
第19節ライプツィヒ(H)
第20節フォルトゥナ・デュッセルドルフ(A)

【14位:マインツ

<注目データ>
・マインツがブンデスリーガの舞台で最も勝利を手にしている相手は、後半戦初戦で激突するフライブルクである。
・アヒム・バイアーロルツァー監督就任後の7試合で獲得した勝ち点と、サンドロ・シュヴァルツ前監督が指揮した10試合で得た勝ち点は同じ。ともに9ポイント。

<注目選手:ジャンパウル・ボエチウス>
ここまで24本のシュートを放ち、3ゴール5アシストの数字を残した。しかしボエチウスの強みは、得点に直接関与することだけではない。バイエルン・ミュンヘンのヨシュア・キミッヒ、ブレーメン所属デイヴィ・クラーセンに次ぐリーグ3位の走行距離(193.4km)も記録している。

<後半戦最初の3試合>
第18節フライブルク(H)
第19節ボルシアMG(A)
第20節バイエルン・ミュンヘン(H)

【15位:ケルン

<注目データ>
・マルクス・ギスドル監督の就任後、6試合で10ポイントを獲得。それ以前の11試合で手にしたのは7ポイントだった。
・本拠でのヴォルフスブルク戦直近4試合を無敗。

<注目選手:マーク・ウト>
チームは今季わずか19ゴール。リーグ16位の決定力を補うべく、ウトがシャルケから期限付きで獲得された。同選手はもともとケルンの下部組織育ち。古巣を救うため、得点量産を目指す。

<後半戦最初の3試合>
第18節ヴォルフスブルク(H)
第19節ドルトムント(A)
第20節フライブルク(H)

【16位:フォルトゥナ・デュッセルドルフ

<注目データ>
・デュッセルドルフはブレーメン戦直近2試合をどちらも勝利。
・チーム総得点の61.1%を、ルーヴェン・ヘニングスが一人で決めている。

<注目選手:スティーブン・スクリブスキ>
ベニート・ラマン、ドディ・ルケバキオといったスピード自慢がチームを離れてしまい、その穴をなかなか埋められなかったデュッセルドルフ。しかし、今冬シャルケから期限付きでやってきたスクリブスキは脚力に優れ、決定力も高い。すでにブンデスリーガにも慣れているため、即戦力として期待がかかる。

<後半戦最初の3試合>
第18節ブレーメン(H)
第19節レーバークーゼン(A)
第20節アイントラハト・フランクフルト(H)

【17位:ブレーメン

<注目データ>
・ホーム限定の順位表では18クラブで最下位。ここまで本拠で獲得したポイントは、わずか5。
・ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)も含め、今季の全公式戦で少なくとも1失点を喫している。

<注目選手:ミロト・ラシツァ>
細かいドリブルで相手DFを外し、フィニッシュまで持ち込む。ここまで7得点を挙げ、チーム得点王。残留争いを勝ち抜くための重要な存在。

<後半戦最初の3試合>
第18節フォルトゥナ・デュッセルドルフ(A)
第19節ホッフェンハイム(H)
第20節アウクスブルク(A)

【18位:パーダーボルン

<注目データ>
・第9節でようやく今季初勝利。その後も第13節まで再び白星に見放されたが、第14節からの4試合で7ポイントを獲得。
・ここまで17節中、12節で最下位に位置している。

<注目選手:シュトレリ・マンバ>
敵地ドルトムント戦でドッペルパックを記録し、その名はドイツ全土に知れ渡った。裏へ抜け出すスピードは、ブンデスリーガでも十分通用する。目指すは二桁得点だ。

<後半戦最初の3試合>
第18節レーバークーゼン(H)
第19節フライブルク(A)
第20節ヴォルフスブルク(H)