バイエルンのキミッヒ「全員がプレーする喜びを感じていた」
ブンデスリーガ第15節2日目が12月15日に行われ、バイエルン・ミュンヘンは原口元気と浅野拓磨が所属するハノーファーと敵地で対戦し、4ー0で勝利した。この試合で右SBとしてプレーしたドイツ代表ヨシュア・キミッヒが、90分間の戦いを終えインタビューに応じている。
――最近の試合ではディフェンシブMFでプレーしていましたが、 今日は再び右SBに戻りました。 さらに1ゴール2アシストの活躍です。
キミッヒ 6番のポジション(ボランチ)で3試合出場しましたが、 この試合では再び右の後方を務めました。水曜( に行われるブンデスリーガ第16節) の試合ではどのポジションを務めるか分かりませんが、 これまでも常に言ってきたように、 どのポジションでプレーするかは大きなテーマではありません。
――今日の試合前、ゴールを決めると宣言していたようですね。
キミッヒ そうです(笑)ブラッツォ(ハサン・サリハミジッチSD) とチームメート数人に「今日はゴールを決める」 と言ってたんです。その約束を果たし、 この試合で今季初ゴールを決めることができて本当に良い気分です 。それにこの試合では、 我々全員がプレーする喜びを感じていました。 我々は多くのチャンスを作り出しましたし、 ハノーファーに与えたチャンスは、 たった1度のヘディングシュートだけでした。
――今日の試合の先発メンバー平均年齢は、今季で最も若い26. 7歳でした。 これがバイエルンの将来の形となっていくのでしょうか?
キミッヒ これまでのバイエルンでもそうだったように、 いずれにしても実力のある選手がグラウンドに立つことになります 。キングスレイ(・コマン)も、セルジュ(・ニャブリ) も素晴らしい選手です。 特にセルジュはここ数試合ずっと高いパフォーマンスを見せていますが、彼は非常に効率の良いプレーができるようになりましたし、 出場したほとんどの試合でゴールかアシストを記録しています。 キングスレイも同じように、 チームにテンポを生んでくれる選手ですね。
――シーズン後半戦にドルトムントを追い抜き、 バイエルンが逆転優勝を飾るためには、 どのくらいの勝ち点差で留めておきたいですか?
キミッヒ 9ポイント差であれば、まだ扉は開かれていると思います。 それ以上の差が開いてしまえば、 可能性はほとんどなくなるでしょう。 もちろん逆転優勝を信じていますが、 それ以上の差になってしまうと、 非現実的な目標となってしまいます。 ドルトムントとの差が縮まってくれれば、素晴らしいですね。
―― バイエルンはすでに苦境を脱したと考えてよろしいでしょうか?
キミッヒ これについてコメントするのは難しいですね。 今日の試合は素晴らしい内容でしたが、 サッカーの世界ではいつも最後に行われた試合で判断されてしまい ます。少なくとも今日の我々は良い気分です。 水曜の試合でどうなるかはまだ分かりません。
――次の相手はライプツィヒ。 今日のハノーファー戦よりも厳しい戦いになると思いますが。
キミッヒ 私もそう思います。
――あなたはかつてライプツィヒでプレーしていました。 個人的にも特別な試合になるのではないでしょうか?
キミッヒ シュトゥットガルト戦、ライプツィヒ戦は、 私にとって常に特別な試合です。 私がライプツィヒにいた時の選手もまだ多く残っていますし、 ディエゴ・デメやユスフ・ ポウルセンとは今でもよく連絡を取っています。ティモ・ ヴェルナーともドイツ代表でいつも一緒ですしね。