第4節ハノーファー対マインツ

ブンデスリーガ第4節初日は8月31日、各地で6試合が行われる。日本代表DFと同FWの日本人対決となるハノーファーマインツのほか、同MFとMFのニュルンベルクアウクスブルクと対戦する。

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ハノーファー 対 マインツ


ハノーファー酒井宏樹は前節シャルケ戦で高い評価を得ると、ドイツ語版ブンデスリーガ公式サイトの同節ベストプレーヤー候補に選出された。右サイドバックのポジションを争う主将チェルンドロの長期離脱によって、プレシーズン中に巡ってきたチャンスをしっかりと活かしている。「今年はずっと試合に出るのが目標」と話すようにこのまま先発に定着するためにも、今後も安定したパフォーマンスを継続していくことが必要だ。

チームはシーズンをまたいで、ホームでは14試合で8勝1敗5分と強さを発揮している。その唯一の敗戦は昨季3冠王者バイエルン(1-6)との対戦だった。今季は開幕戦でウォルフスブルクを下すと、第2節メンヘングラートバッハ戦は落としたものの、前述のように第3節シャルケ戦では酒井をはじめチーム全体がいいパフォーマンスをみせ、2勝1敗としている。上向きの調子を維持するためにも、今節ではきっちり勝ち点3を獲得したい。

ハノーファーにとって大きな痛手は、ゲームメーカーおよびゴールゲッターであるMFフスティの出場停止(前節レッドカードにより退場処分)だ。昨シーズンも後半戦長期離脱したフスティだが、チームはその間、11戦で3勝。その存在感の大きさは嫌というほど思い知らされている。フスティ欠場の穴をほかの選手がどれだけカバーし合えるかが勝敗を分けるポイントだろう。

一方のマインツは今季3連勝と素晴らしいスタートを切っており、目指すは2010/11シーズンに記録した開幕7連勝の更新だ。バイエルン、ドルトムント、レーバークーゼンといった3強と並んで勝ち点9を獲得し、前節終了時点では4位。昨季13位という結果からすれば、驚異の快進撃をみせている。

特に好調なのが、ドイツ代表MFニコライ・ミュラー。目下3試合連続ゴール中で、第3節を終えて得点王ランキング1位につけている。ハノーファー戦ではこれまで2試合に先発し、いずれもゴールしているだけに、この試合でも得点に期待が寄せられる。開幕戦で得点した岡崎も、目指すはシンプルにゴールのみ。両選手の活躍にチームのゆくえがかかっているといっても過言ではないだろう。岡崎が左MFで出場すれば、酒井とマッチアップする。日本代表では不動の点取り屋である岡崎を、代表でのポジション奪りを狙う酒井がどれだけ抑えられるかに注目が集まる。


ニュルンベルク 対 アウクスブルク


互いに1勝2敗、前節終了時点で順位の並ぶ2チームの対決。実力は均衡していると言えるだろう。ニュルンベルクは昨シーズンから通算で11試合連続、必ず失点を喫している。不安定な守備陣の奮起が勝利には必須だ。負傷欠場していたスウェーデン代表CBニルソンがこの試合から復帰するため、ディフェンスラインを立て直して無失点を目指したい。前節バイエルン戦は守備的にいきたいという監督の意向によって先発を外れた清武だが、今節では再びスターティングメンバーとして出場する可能性が高い。

12位のアウクスブルクは、クラブのブンデスリーガ史上初めてニュルンベルク(現在13位)より上の順位に立っている。2011/12シーズンに1部へ昇格してからは、現ブンデスリーガ所属チームでは唯一ニュルンベルクに負けていない(2勝2敗)前節ではシュトゥットガルトと対戦し、内容では完全に上回る勝利を挙げている。開幕戦から3試合連続でフィールドプレーヤーの先発メンバーは完全に固定されており、チーム力は向上しているだけに、ニュルンベルクにとっては侮れない相手だ。


メンヘングラートバッハ 対 ブレーメン


ここまで2勝1敗のメンヘングラートバッハは、ホームにブレーメンを迎える。開幕3試合で7失点を喫し勝ち点3という結果は、ファブレ監督就任以来最低の成績である。一刻も早く勝ち点3を取り切ってペースを取り戻したいところだろう。ブレーメンは今季、ブラウンシュバイクとアウクスブルクに1-0、ドルトムント戦は0-1とすべて1点を争う戦いを繰り広げている。得点力のあるメンヘングラートバッハは、先制してきっちりとリードを守り切る戦いがしたい。