日本代表FWと同DFのシュトゥットガルトは本拠地でブレーメンと対戦し、1-4で敗れた。酒井は右SBでフル出場。岡崎は78分からトップ下でプレーした。

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前半序盤、主導権を握ったのはシュトゥットガルト。開始直後の2分、左サイドから早いタイミングでゴール右にクロスが出る。そこへ抜け出した酒井が絶妙なトラップからシュートに持ち込むと、GKと1対1の決定機になるが、右足アウトサイドで放ったシュートはクロスバーを越えていく。4分にもMFトラオレがエリア手前からミドルシュートを放ったほか、敵陣の深い位置でプレーする時間が長く、先制点が入るのは時間の問題かと思われた。

しかし、時間の経過とともにブレーメンがリズムに乗り始める。反撃の狼煙が上がったのは24分。MFデブロイネが右からのクロスにボレーで合わせると、シュートは惜しくも左ポストに弾かれる。ブレーメンは31分、32分にも立て続けに決定機を作り、一気に形勢逆転、34分に均衡が破られる。右サイドからの速いクロスにMFエキチが足から飛び込むと、GKウルライヒの頭を越えゴールに収まるシュートで、先制に成功した。前半は0-1でブレーメンがリードし折り返す。

後半が始まると、シュトゥットガルトが一時落ち着きを取り戻したように見える。50分にはMFトラオレがゴール前でこぼれ球をボレーし、同点弾を突き刺した。しかし、ここから再び不用意なミスが重なる。61分には、MFクビストが自陣エリア前でボールロストし、MFハントの追加点を誘発すると、74分にもミスからフリーキックを与え、MFエキチにこの日2点目となるシュートを決められた。シュトゥットガルトは68分にMF2人、78分に岡崎を投入し巻き返しを図ったが、流れは変わらず。後半ロスタイム2分にFWデブロイネがダメ押しの4点目を決め、試合は1-4でブレーメンに軍配が上がった。これでシュトゥットガルトは泥沼の5連敗。ブレーメンは今季初の2連勝を挙げた。



〈酒井試合後インタビュー〉

――5連敗で、厳しい状況になってきた。

酒井 そうですね……起ち上がりは良かったんですけど。ずっと固定した攻撃ができないというか、形になった攻撃をしてなくて、カウンター食らったりとかばっかりしてる。その辺の、チームとしての決まりは最低限守りながら攻撃はした方がいいと思うし。今は何もはっきりせずにサッカーやってるなあっていう気がすごくするんで。バランスとかも含めて、もうちょっと修正したほうがいいと思う。

――起ち上がりはいいけど徐々に押し込まれるパターンが多い。

酒井 最初はしっかりプレッシャーにいけるんですけど、だんだんやっぱりズレてくるっていうか。しっかり集中して続けなきゃいけない。それが集中が切れて、ひとつずつ外れてくっていうことがある。それがあると、やっぱりしんどいなと思いますね。

――前半2分のシュートチャンスを決めていれば流れは変わっていたかも?

酒井 えー、間違いないですねー、はい。まあ、あそこで決められないのはやっぱりオレかなあというか、やっぱりFWじゃないセンスのなさかなあと思うし。低く狙ってアウトサイドでキーパーの横を転がすように入れようと思ったんですけど。変に狙おうとせず思いっきりどかーんと打っても良かったかなあって。……練習します!

――先週のデュッセル戦のあとに、試合勘が戻っていないとか全部半歩遅れてると言っていたけど、そのあたりはだいぶ修正できてきた?

酒井 そうですね。ボール感覚だったりオフェンシブな部分では全然問題ないと思うし。まあ、守備のところでもだいぶ良くなったと思うんで。やっぱり1戦目より2戦目って感じで良くなってるんで。まあたぶん次もまたもうちょっと良く出来ると思う。

――その点では代表戦に出場したことはプラスになった?

酒井 移動とかあってしんどいですけど、やっぱりA代表でやることはすごくいい経験になるし、30分も出させてもらって、いろいろ自分の感覚的にもすごく戻ってきたんで。いい自分のサイクルになってきてるかなあと。これで定期的に呼ばれるようになって、しっかりどっちでも(代表でもクラブでも)試合に出られるようにすれば、コンディションも上がっていくと思うし。まあ疲れの部分はしっかり自分でケアしなきゃいけないので、そこだけ注意すれば。




〈岡崎試合後インタビュー〉

――3点差で負ける相手ではなかったのでは?

岡崎 僕らは大差で勝つか、大差で負けるか。たぶん最初の1点を取れていたら、勢いづいていただろうし。今の問題は後半になってから、我慢ができないこと。このサッカーでは上位にはいけないと思う。今は良いときのサッカーを取り戻そうとしているけど、良かった時にどんなサッカーをしていたのか、あまり思い出せない。なんでミスが出るのかといえば、やはりチームとしての団結が少ないからだと思うこともあるので、それは自分たちで考えていく必要があると思う。

――団結が少ないというのは、カバーリングが少ないということ?

岡崎 ミスをした選手が悪いという雰囲気になっている。監督は結果にすごい厳しい人だから、結果重視で見ているというのを、選手は頭で理解している。だから、ミスしたら、俺じゃない、俺じゃないとなる。ミスにビビッてサッカーしてしまっているんで。

―― 監督は契約を延長した矢先に、この閉塞感が漂う状況だが。

岡崎 救いはDFBカップと欧州リーグに残っているところ。自分も今の状況で試合に出れないってのは実力だと思っている。試合に出ている選手より目立つプレーしないといけない。地力をつけて、このチームをどうにかしたいですね。

――とりあえず気持ちを欧州リーグに切り替える?

岡崎 自分が代表戦で得点しているのは監督も知っているし、チャンスはあると思う。出た時にこれまでよりも一個上のプレーを目指してやるだけです。