バイエルン守護神ノイアー「過信は大敵」
3年連続で国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)の世界最優秀GKに選ばれたバイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーは、今季もバイエルンの一員として、いくつかの栄冠の獲得を切望している。そのノイアーがインタビューに応じ、後半戦の戦いや、先日の受賞、そして15歳の若きGKについて話してくれた。
「心から感謝しています」
—— バイエルンがブンデスリーガで首位を独走する中、タイトルの総なめに期待が集まっています。チームとして重きを置くのは、やはり欧州チャンピオンズリーグ(CL)での優勝なのでしょうか?
ノイアー 私はそうは思いませんね。われわれは、状況が激変することを知っています。つまり、もしも後半戦のスタートでつまづくようなことがあれば、突如として危機が訪れる可能性もある。過信は大敵です。ですから、ブンデスリーガとドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)での戦いは、非常に大切なのです。また、CLではユベントス(イタリア)との対戦が待っています。もちろん、相手もわれわれのことを警戒しているとは思いますが、バイエルンにとってもユベントスは強敵です。前半戦は多くの負傷者を抱えながら何とか好成績で乗り切ることができましたが、重要なのはこれ以上の離脱者が出ないことですね。もちろん、CLでの戦いを通じて特別な瞬間を味わえることは楽しみですよ。
—— ジョゼップ・グアルディオラ監督が今季を最後にミュンヘンを去ることが決まりました。それでも変わることなく、後半戦で勝利を重ねることができるでしょうか?
ノイアー それは監督のため、そしてチームのための望みでもあります。もちろん保証などはないのですが、チームとして後半戦で改めて成功を重ねていくために、監督がバイエルンに残ることになっていた場合と変わりなくトレーニングに励み続けます。