11月20日、ブンデスリーガ第13節初日が開催され、酒井高徳が所属するハンブルガーSVは本拠地で香川真司のドルトムントと対戦し、3−1で勝利した。この試合前半のみで交代した香川、そして右SBとしてフル出場を飾った酒井の2選手が、試合後のインタビューに応じている。

【香川真司】

――試合については、いかがでしょうか?

香川 難しかったですね。でも、それはあっち(ハンブルク)も同じなので。ただ明らかに、試合の入りも雰囲気的に親善試合のようなものだと感じていました。こんな雰囲気は初めてに近いというか・・・特に前半は。もちろん前半厳しい戦いになっていましたし、切り替えるのがなかなか難しい中で試合に挑みましたけど、結果的にあの(前半の)2失点が大きかったです。

――試合開始が15分遅れました。集中して試合に入るというのは難しい状況だったと思います。

香川 難しいのは分かりきっていたことで、「その中でどこまでやれるか」、「どこまで自分の力を発揮できるのか」という中での試合だったので。想像以上に難しかった部分はありますが、でもそれは言い訳にしかならないので。しょうがないので切り替えてやるしかないです。

――ハンブルクがあまり引かず、アグレッシブにプレーをしてきました。その影響もありましたか?

香川 彼らはディフェンスですごくアグレッシブに来るチームというのは分かっていました。彼らのホームなので、余計に(アグレッシブに)来るだろうと思っていましたし、球ぎわ(で負けてしまうこと)だったり、セカンドボールを相手に取られていたので、(試合の)最初は。その苦しさは感じていましたし、前半はどんな形であれ、0点に抑えるか、0-1で終えられれば、最低限はできたと思ったので。そういう意味で2点目の失点はすごく大きかったです。

【酒井高徳】

――非常に大きな勝利になったのではないでしょうか。

酒井 でかいっすねえ。うれしいっす。

――試合に入るにあたり、チームとしての狙いはどこにありましたか?

酒井 監督からは「相手は私が思う中でバイエルンの次にトップのチームだ」ということで、「向こうが強いというのは分かってるから、そこはリスペクトする」と。けれども「僕らにも勝てるチャンスはあると思う。チーム全員でしっかりコンパクトに守って、球ぎわも強く戦えたら、僕らにもチャンスがある。それができなかったら、勝つ可能性はない」と、(監督が)試合前に言っていて、それをみんなで体現した感じですかね。みんなでしっかりとポジショニングを取って、コンパクトに守って。(ハンブルクが)一番ポイントにしていたのは、ブロックを作る中で(右MFの)ミュラーと(左MFの)イリチェビッチをSBの位置まで戻すんじゃなく、うまくコミュニケーションを取って、(ミュラーとイリチェビッチの)2人が、(ビルドアップで)開いた(ドルトムントの)CBとかにプレッシャーをかけるというのを狙う。そして、…相手の両サイドバックが高い(ところにポジションを取る)から、できればそこからカウンター。前半それがうまくハマったというか、狙い通りのカウンターで(点を)取れたのはすごくでかかったと思う。そこが一番チームとして狙ってたところで、それを体現できたことが勝因だったかなと思います。

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